青少年アンビシャス運動とは、「豊かな心、幅広い視野、それぞれの志を持つたくましい青少年の育成」を目指す福岡県の県民運動です。
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「豊かな心」とは
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自らに誇りを持ち、他人を思いやり、自然や美しいものに感動するなど毎日の生活を豊かに楽しく過ごすことができる心をもつことです。この「豊かな心」は、世代を超えての大人との交流や友達との楽しい遊び、豊かな自然体験などを通じて育まれます。
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「幅広い視野」とは
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自分と社会との関係についてしっかりした考えを持ち、グローバルな視点を身につけることです。この「幅広い視野」は、本を読み多くの人とつきあい、世界の青少年との交流や「他流試合」を通じて育まれます。
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「それぞれの志をもつ(アンビシャスな)」とは
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自分の目標を見つけ、それに挑戦し努力していくことです。「志」があれば、たとえ失敗しても子どもたちはその経験を生かして自ら成長していきます。この失敗を社会が大らかに見守り、子どもたちが大きく伸びていくよう支援することが大切です。
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青少年アンビシャス運動は、次の3つの原則に従って推進するべきだと考えます。
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「誉めて伸ばそう」の原則
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青少年アンビシャス運動は、「結果の平等」の考えから脱却し、子どもたちの持つ可能性を大きく引き出すものでなければなりません。この運動の基本は、子どもたちの前向きに生きていく意欲や行動を積極的に誉め、自立を促すと同時に個性と能力を伸ばすよう支援していくことにあります。
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「自主的参加」の原則
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青少年アンビシャス運動は、青少年健全育成を県民全体で具体的に取り組むものです。そのため、この運動の目指すものに共感し推進しようとするグループや組織・団体が名乗りをあげ、自主的にこの運動に参加することが基本です。
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「交流・評価」の原則
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この運動を活性化するためには、参加するグループや組織・団体がお互いの向上を図ることが大切です。そのためには次の2つのことが望まれます。
@地域ごとまたは運動テーマごとに集まって「活動報告会」を定期的に開催すること。
A参加したそれぞれのグループや組織・団体が自らの設定目標をどの程度達成できたかについて定期的に(原則として2年ごと)調査し、評すること。
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「青少年アンビシャス運動100人委員会:中間報告」より抜粋
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