平成２５年 第１回（３月）定例会

総務文教常任委員会　委員長報告　　門田直樹

　総務文教常任委員会に審査付託された議案第９号及び議案第１０号について、その審査の内容と結果を報告いたします。

　まず議案第９号の太宰府市立学童保育所の指定管理者の指定につきましては、公募を行った結果、５社から応募があり、太宰府市指定管理者候補者選定委員会による審査の結果、「株式会社テノ・コーポレーション」を指定管理者の候補者として指定するものであり、その指定期間については、平成２５年７月１日から平成２９年３月３１日までの３年９カ月間との説明を受けました。

　委員からは、「利用者からの意見などが上がってきた際に、指定管理者との連絡手段はきちんと担保されてあるのか。」、「おやつの手配、保護者会の継続の有無」などについて質疑があり、 執行部からは「定期的な指定管理者との打ち合わせについては、行政とだけではなく、保護者と指定管理者間についても密に行っていく。」、「おやつの購入等は指定管理者にお願いしていき、保護者会そのものは今後も残るということで、同会会長と協議している。」、など回答がありました。

　その他、関連質疑を終え、討論では、「昨年１２月議会において学童保育所の指定管理者制度導入そのものにも反対しており、本提案にも反対を表明する」との反対討論が１件ありました。
　 討論を終え、採決の結果、 議案第９号は、委員の多数賛成で可決すべきものと決定しました。

　 次に議案第１０号「太宰府市議会政務調査費の交付に関する条例の全部を改正する条例の一部を改正する条例」について、これは昨年１２月議会において全部改正が可決され、平成２５年４月１日施行であった条例を、今回一部改正するものであります。

　その内容は、昨年９月５日に「地方自治法の一部を改正する法律」が公布されたことに伴い、政務調査費の名称を政務活動費に改め、また、交付の目的を「調査研究その他の活動」に資するために改め、政務活動費に充てるこのとのできる経費の範囲を条例で定めることとなったこと等、説明を受けました。

　委員から質疑はなく、討論もなく、採決の結果、 議案第１０号は委員全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定しました。

以上で、報告を終わります。