平成25年 第1回(3月)定例会
総務文教常任委員会 委員長報告 門田直樹
総務文教常任委員会に審査付託された 議案第13号から議案第19号までについて、一括してその審査内容と結果を報告いたします。
まず議案第13号「太宰府市議会その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例について」、本案は「障害者自立支援法」の題名改称及び条文改正によって生じる条項ずれに伴い改正を行うものです。
委員から質疑、討論はなく、採決の結果、 議案第13号は 委員全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定しました。
次に議案第14号「太宰府市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について」、 本案は職員の通勤手当の支給要件について現在片道通勤距離1q以上を対象としているところを、国の基準に準じ2q以上に改めるものです。
委員から質疑、討論はなく、採決の結果、 議案第14号は委員全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定しました。
次に議案第15号「太宰府市営住宅管理条例の一部を改正する条例について」、これは地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律により公営住宅法が改正され、条例の一部改正が必要になったものであります。
その内容は、県の条例改正内容を考慮し、また近隣市との協議により、入居者の資格における収入基準を21万4000円以下に変更するもの、住宅面から子育てを応援するため、新婚世帯や中学生のいる世帯を裁量階層に追加・拡大するものなどであるとの説明を受けました。
委員の質疑・討論はなく、採決の結果、議案第15号は委員全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定しました。
次に、議案第16号「太宰府市営住宅整備の基準に関する条例の制定について」、 これについても地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律により公営住宅法が改正されたことに伴い、条例を定める必要が生じたものであります。
公営住宅の整備は国土交通省令で定まる基準を参酌して、事業主体が条例で整備基準を条例で定めなければならなくなったため、旧公営住宅整備基準の内容を参考に本条例を制定するものであるとの説明を受けました。
委員からは、さしたる質疑はなく、討論もなく、採決の結果、議案第16号は委員全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定しました。
次に議案第17号「太宰府市新型インフルエンザ等対策本部条例の制定について」、 これは平成24年5月に公布された新型インフルエンザ等対策特別措置法により、市町村対策本部に関し必要な事項は条例で定めることとされため、すでに策定済みの設置規定を廃止し、新たに条例を定めるものであります。
委員の質疑、討論はなく、採決の結果、議案第17号は委員全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定しました。
次に議案第18号「太宰府市文化ふれあい館条例の一部を改正する条例について」、 これは、ふれあい館の部屋使用区分を、利用される方の利便性の向上を図るために改正するもので、 主な内容としましては、利用時間の設定を従来は半日単位だったものを1時間単位に料金設定し、複数に区分して使用可能な現状に合わせた実習室の利用料金の改定を行うものです。
また追加説明では、当初本年4月1日運用開始に向け準備していた施設予約システムの入れ替えについては、システムの構築、調整等に時間を要し、10月1日をめどにすることに変更となったため、条例改正の必要が生じたとの説明を受けました。
関連質疑を終え、討論はなく、採決の結果、議案第18号は委員全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定しました。
次に、議案第19号「太宰府市行政機構の改革に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について」、 これは本年4月1日に予定されている機構改革に伴い、課の新設及び課名の変更がなされるため、関係条例の一部を改正する必要が生じたものであります。
委員の質疑、討論はなく、採決の結果、議案第19号は委員全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定しました。
以上で、報告を終わります。