平成25年 第3回(9月)定例会
総務文教常任委員会 委員長報告 門田直樹
総務文教常任委員会に審査付託された議案第67号及び 議案第68号について、その審査の内容と結果を報告いたします。
まず、議案第67号「太宰府市税条例の一部を改正する条例について」、この改正は、地方税法の一部を改正する法律が平成25年3月30日付けで交付され、同法の改正のうち一部のものについて地方税法施行令の一部を改正する政令、及び地方税法施行規則の一部を改正する省令が平成25年 6月12日にそれぞれ交付されたことに伴うものです。
改正の主な内容は、公的年金等にかかる個人住民税について特別徴収の方法を見直すもの、及び株式及び公社債等に係る所得に対する課税の見直しによる関係規定の整理を行うもの、との説明を受けました。
質疑、討論はなく、採決の結果、 議案第67号は、委員全員一致で原案のとおり可決すべき ものと決定しました。
次に、議案第68号「太宰府市立運動公園条例の一部を改正する条例について」、これは、本年10月をめどに供用開始予定の国士舘大学太宰府キャンパス跡地を太宰府市立松川運動公園と位置付けるために、条例の一部改正を行うものです。
改正の主な内容は、運動公園の名称及び位置、開園時間、施設使用料などについて、条項と別表に追記するもので、使用料の金額の設定については、他の施設と同等にしているとの説明を受けました。
委員からは、@体育館の今後の耐震化、補強の計画について。Aグラウンドの使用時間は日没までという提案であるが、松川運動公園の体育館や北谷運動公園のグラウンドと同様に 午後9時30分まで開放することは、今後可能か。B看板、案内板の設置数について考えはあるか。など、質疑があり、 執行部からは@体育館は現在耐震診断中で、診断結果は来年2月ごろに出る予定であり、今、体育館を活用することについては、建築基準法の遡及適用はないので問題ないと考える。今後、耐震診断結果を基に、必要となれば耐震改修等は行っていきたい。A松川運動公園のグラウンドには夜間照明がないため、使用時間については今のところ日没までとしていきたい。B看板、案内板の設置については、今後調整していく。など、回答がありました。
さらに、委員からは、@体育館の診断結果は来年2月ごろに出る予定との回答であるが、そんなに時間がかかるのか。公共施設として開園するときに、耐震診断が終わっていない建物について、その使用を最終的に議会が許可することになる。要望すれば、診断結果を早く出してもらうことは可能か。 との質疑があり、 執行部からは、 @耐震診断はかなり順番待ちがあり、他の施設においても、診断に時間がかかっているのは事実である。診断結果を急ぐように要望はしていきたい。 との回答がありました。
討論では、「安全面を最大限配慮し、耐震診断には専門家の目視を取り入れるなど、少しでも安全性が高いということが市民や 議会にも実感できるようなかたちで、早急に対応していただくことを要望して賛成討論とする。」との、賛成討論が1件なされました。
討論を終え、採決の結果、 議案第68号は委員全員一致で原案のとおり可決すべき ものと決定しました。
以上で報告を終わります。