平成25年第4回(12月)定例会

総務文教常任委員会 委員長報告 門田直樹

 総務文教常任委員会に審査付託された議案第91号「太宰府市行政財産使用料条例の一部を改正する条例について」から、議案第99号「太宰府市文化ふれあい館条例の一部を改正する条例について」までについて、その審査の内容と結果を報告いたします。

 議案第91号から議案第99号までについては、関連があるため一括議題とし審議を行いました。
  これら案件は、平成26年4月1日から消費税率が現行の5%から8%に改正されることに伴い、市の行政財産、文化・体育施設、及び小中学校施設の各使用料の料金改正を行う必要が生じ、条例の一部改正を行うものとの説明を受けました。
  委員からは、条例改正施行前である平成26年3月の段階において、4月以降利用分の施設予約をした場合、使用料の消費税はどうなるのか。について質疑があり、執行部からは申し込まれて、使用料を支払われた時点での消費税率になる。との回答を受けました。
  その他、関連質疑等を終え、討論では、消費税の持つ逆進性が、今後、公共施設を利用するにあたり、負担増というかたちで市民に直接影響が出るということを懸念すると、議案第91号を容認することはできない。
  併せて、議案第92号から議案第99号までについても、同様の理由で反対を表明する。として、1件の反対討論が一括でなされました。

 討論を終え、これらについて採決した結果、議案第91号から議案第99号は全て、委員多数の賛成をもって、原案のとおり可決すべきものと決定しました。

以上で報告を終わります。