平成25年第4回(12月)定例会

総務文教常任委員会 委員長報告 門田直樹

 各常任委員会に分割付託された議案第112号「平成25年度太宰府市一般会計補正予算(第4号)について」の総務文教常任委員会所管分について、その審査内容と結果を報告いたします。

 歳出の主なものとしましては、2款1項1目、防犯対策関係費、15節:工事請負費110万円の増額補正、これは本年9月に筑紫野警察署より防犯カメラ設置要望を受け、坂本区の青少年相談センター前三叉路に1基3台を設置するものです。設置箇所については、警察署から設置要望を受けた場所について、警察署と協議を行っているとの説明を受けました。
  次に、人件費に関する補正について、これは人事異動、人員配置、及び職員の中途採用などを調整したものであり、全体として計1,345万円の増額補正が行われています。当委員会所管分として、10款4項1目、の職員給与費の総額補正が計上されております。
  次に、10款4項1目、中央公民館管理運営費、15節臨時工事700万円の増額補正、これは、平成26年4月1日実施予定の機構改革に伴い、生涯学習係、社会教育係が中央公民館へ移設され、1階の少年の船事務所跡をその事務室及びミーティングルームとして使用するための工事費、及び、中央公民館消火栓用消防ポンプモーターの取替え費用として計上されたものであります。
  次に、12款1項1目、公債償還元金、1億円の増額補正、これは、減債基金の積み立て状況や今後の市債借入れ状況などを勘案し、現在の市債の一部を繰上償還するものです。その財源となる歳入の18款:減債基金繰入金が同額計上されております。

 歳入の主なものとしましては、17款1項の寄附金の増額補正について、まず、一般寄附6万5,000円は、本年10月に大宰府政庁跡で開催されたふれあい健康ウォークにおいて、九州情報大学相撲部の皆さんがちゃんこ料理を販売した売上金を「市政全般に使ってほしい」として、また、コミュニティバス関係指定寄附1万円については、本年10月に協働のまち推進課窓口に匿名希望の女性の方が「自分にとって非常に大切な交通手段であるので運行費の足しにしてほしい」として、それぞれ市に寄附を受けたものであります。
  次に18款1項1目、財政調整資金繰入金、81億1,011万6,000円の増額補正、これは今回の12月補正財源調整として、財政調整資金を充当するものです。平成25年度末の財政調整資金残高としては、23億7,393万5,547円となる予定であるとの説明を受けました。
  第3表:債務負担行為補正では、松川公共施設、庁舎分の供用開始に伴い管理運営委託に関するものが5件、指定管理料に伴うものが4件など、計上されております。

  その他審査では、款項目ごとに執行部に対して説明を求め、計上の根拠等について質疑・確認を行いました。

 質疑を終え、討論はなく、採決の結果、議案第112号の当委員会所管分については、委員全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定しました。

以上で報告を終わります。