平成25年第4回(12月)定例会

総務文教常任委員会 委員長報告 門田直樹

 総務文教常任委員会に審査付託された意見書第9号「消費税の軽減税率制度の導入を求める意見書」について、その審査内容と結果を報告いたします。

 委員からの質疑、意見はなく、討論では、消費税率10%引き上げが前提である内容の意見書であるため、反対を表明するとする同内容の反対討論が3件ありました。
  また、これらの反対討論に対し、意見書の賛成者である委員からは「これは、反対討論で言われたような10%に消費税率を引き上げるための意見書ではない、8%に上がるときには間に合わないが、10%への引き上げ時に軽減税率制度導入を求めるものである。消費税の逆進性を縮めることについても反対されていると捉えるしかなく、残念なご意見である。」との発言がありました。

 討論を終え、採決の結果、意見書第9号は委員の少数賛成により否決すべきものと決定いたしました。

以上で報告を終わります。