平成26年 第3回(9月) 定例会

総務文教常任委員会委員長報告 門田直樹

 各常任委員会に分割付託された議案第45号「平成26年度太宰府市一般会計補正予算(第3号)について」の当委員会所管分について、その審査内容と結果を報告いたします。

 歳出の主なものとしましては、2款1項9目、基金積立金の25節:積立金、6億8,630万円の増額補正、これは、平成25年度決算により確定した実質収支約8億63万1千円の中から、財政調整資金積立金、減債基金へ積み立てを行うものであります。
  また、関連する歳入の補正として、19款1項1目、前年度繰越金、6億円の増額補正が計上されております。
  次に3款2項4目、学童保育所費、13節:委託料2,170万円の増額補正、議案第45号これは4月及び夏休みの学童保育所入所児童が予想を上回ったため、臨時的に増設を行い、そのための指定管理料が不足したため、増額補正を行うものであります。
  その補正財源として、歳入に、15款放課後児童対策事業費補助金1,446万6,000円が増額補正されております。
  次に10款1項2目:学校教育運営費、293万6,000円の増額補正、これは、「ふくおか学力向上推進事業等補助金」を使い、「土曜日の教育活動推進事業」を行い、小中学校における土曜日の教育活動を行うための講師謝礼、需用費を計上したものであります。また、その補正財源として、歳入に15款ふくおか学力向上推進事業等補助金200万円が、増額補正されております。

 続いて、歳入の主なものとしましては、10款1項1目、地方交付税、普通交付税の2,080万5,000円の増額補正、これは本年度の普通交付税の交付額が31億4,080万5,000円と決定したため、当初予算計上との差額分を増額するものであります。
  次に、21款1項6目、臨時財政対策債7,418万1,000円の増額補正、これは本年度の臨時財政対策債発行可能額が11億4,718万円1,000円と決定され、当初予算計上との差額分を増額するものです。
  併せて、第3表、地方債補正、臨時財政対策債に、限度額を11億4,718万1,000円に引き上げる補正が計上されております。
  続いて、第2表債務負担行為補正としましては、学童保育所指定管理料、一部事務組合筑紫野太宰府消防組合消防施設整備事業債3件などが計上されております。

  その他審査では、款項目ごとに執行部に対して説明を求め、計上の根拠等について質疑・確認を行いました。

 質疑を終え、討論はなく、採決の結果、議案第45号の総務文教常任委員会所管分については、委員全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定しました。

以上で報告を終わります。