平成27年 第1回(3月) 定例会

総務文教常任委員会 委員長報告 門田直樹

 各常任委員会に分割付託された議案第24号「平成26年度太宰府市一般会計補正予算(第7号)について」の総務文教常任委員会所管分について、その審査内容と結果を報告いたします。

 歳出の主なものとしましては、まず、2款1項9目、財政調整資金積立金1億3,072万5,000円の増額補正、これは県道筑紫野古賀線道路改良事業に伴うものと、観世音寺地区公民館用地の払い下げによるものなど、市有地3件の土地売払代金1億5,287万7,000円を、歳入の16款財産収入に計上し、観世音寺自治会返還金2,215万2,000円を差し引いた残額を財政調整資金に積み立てるものです。
 次に、9款1項1目:常備消防費4,306万2,000円の減額補正、これは、筑紫野太宰府消防組合の歳出予算の減額に伴い減額補正を行うものです。具体的には、消防庁舎建設に伴う財源に充当率の良い優良起債を充てることができたこと、救急車両の筑紫ガスからの寄贈に伴う減額などであるとの説明を受けました。

 歳入の主なものとしましては、まず、1款7項1目、歴史と文化の環境税1,050万円については、近年の観光客の増加に伴い、本年度は7,250万円ほど見込まれることにより、増額補正するもの、との説明を受けました。
 18款1項1目、財政調整資金繰入金1億1,630万4,000円については、今回の3月補正財源調整として、財政調整資金を充てるものとの説明を受けました。
 その他審査では、款項目ごとに執行部に対して説明を求め、計上の根拠等について質疑・確認を行いました。

 討論を終え、採決の結果、議案第24号の当委員会所管分については、委員全員一致で、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

以上で報告を終わります。