平成27年 第1回(3月) 定例会
総務文教常任委員会 委員長報告 門田直樹
総務文教常任委員会に審査付託された、議案第37号「太宰府市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例について」から、議案第38号「太宰府市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について」までを一括して報告いたします。
議案第37号から議案第38号までについては、関連があるため一括議題とし、審議を行いました。
これら改正案は、本年8月7日の人事院の給与勧告に伴う公務と民間の給与比較において、公務員については在職期間の長期化等により、50歳代後半層は、公務員給与が民間給与を上回っていることが明らかになり、最大4%の引き下げを行うこと、任期付職員も一般職員との均衡を基本に引き下げを行うこと、また、給料表の引き下げに併せて、賃金構造基本統計調査に基づき、地域手当の見直しが行われ、太宰府市は現行の支給割合3%から6%への段階的引き上げを行うこと、また、管理職員が緊急やむを得ない災害等に対応するために平日深夜に及ぶ長時間の勤務した場合、管理職員特別勤務手当を支給するとの勧告がなされ、太宰府市においても国家公務員の例に準じた内容で改正を行ってきたことから今回も勧告に準じて条例を改正するもの、との説明を受けました。
委員からは、引き下げが行われる50歳代後半の対象者の割合について質疑があり、執行部からは平成27年4月1日現在で18.9%の割合である、との、回答がありました。
討論はなく、採決の結果、議案第37号から議案第38号まで、いずれも委員全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定しました。
以上で報告を終わります。