平成２７ 年第１回（３月） 定例会
予算特別委員会 委員長報告 門田直樹
３月定例会におきまして予算特別委員会に審査付託されました、議案第２８号平成２７年度太宰府市一般会計予算についてから、議案第３６号平成２７年度太宰府市下水道事業会計予算についてまでは、２月２５日、第１日目の予算特別委員会において各予算の所管部長から概要説明を受け、３月１３日、１６日の２日間にわたり、市長ほか副市長、教育長及び各部課長出席のもとに審査を行いましたので、その結果について報告いたします。
まず平成２７年度当初予算については、４月に市長選挙が予定されていることから、新規事業、政策的事業を除く、いわゆる骨格予算として編成がなされております。
市長の提案理由説明の中で、当初予算の概要及び編成方針について、我が国の景気の状況は、内閣府の月例経済報告によると「個人消費などに弱さが見られるが、緩やかな回復基調が続いている。」とのことで、先行きについても穏やかに回復していくことが期待されています。
また、政府は、平成２７年度の地方財政対策において、地方が地方創生に取り組みつつ、安定的に財政運営を行うことができるよう、地方交付税等の一般財源総額について、地方創生等の財源等を上乗せして、平成２６年度の水準を相当程度上回る額を確保したとしています。
このことを踏まえ、太宰府市の平成２７年度の予算編成においては、地方財政対策の内容も踏まえながら、市税、地方交付税、臨時財政対策債などの一般財源収入を見込むとともに、国・県等のあらゆる補助メニューを最大限活用するように努め、また、第五次総合計画に掲げる「歴史とみどり豊かな文化のまち」の実現に向け、これまで以上に効率的・効果的に事務事業を推進するため、経費全般について節減合理化を図りつつ、限られた財源の有効配分に努めたとの説明がありました。
委員会審査におきましては、平成２７年度各会計予算書に計上された内容について、予算説明資料を参考にしながら、総務部長ほか各所管部長に全般的な概要説明を求め、さらに各委員からの質疑に対しましては、所管の部課長より詳細な説明を受け審査いたしました。
審査資料の請求に当たりましては、委員各位のご協力、また提出していただきました執行部の皆様方に、ここで改めてお礼申しあげます。
執行部におかれましては、予算審査の中で委員から出されました指摘、意見、要望などにつきまして、十分検討をいただき、適切な処理をなされますようお願いいたします。
なお、審査内容の詳細につきましては、議員全員で構成された委員会であることから、その内容について、ここで逐一報告することは省略させていただきます。後日配付されます会議録でご確認をいただきたいと思います。
初めに議案第２８号平成２７年度太宰府市一般会計予算について報告いたします。
平成２７年度の一般会計予算総額は、241億7,019万円で、平成２６年度の当初予算と比較しますと、15億1,330万9,000円の増、約6.7％の増となっています。
歳入歳出予算の審査後、債務負担行為、地方債、給与費明細、諸調書についても、詳細に審査を行いました。
一般会計予算案について、質疑、討論を終わり、委員会採決の結果、議案第２８号は、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に議案第２９号平成２７年度太宰府市国民健康保険事業特別会計予算について、議案第３０号平成２７年度太宰府市後期高齢者医療特別会計予算について、議案第３１号平成２７年度太宰府市介護保険事業特別会計予算について、議案第３２号平成２７年度太宰府市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算について、議案第３３号平成２７年度筑紫地区障害支援区分等審査会事業特別会計予算について、議案第３４号平成２７年度筑紫地区介護認定審査会事業特別会計予算について、の各特別会計予算について、一括してご報告申しあげます。
各特別会計の予算審査の詳細については、一般会計と同様に、予算審査の会議録をご参照いただきたいと思います。
各特別会計予算について、審査を終わり、委員会採決の結果、議案第２９号、議案第３０号、議案第３１号、議案第３２号、議案第３３号、議案第３４号の各特別会計予算については、委員全員一致で、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第３５号平成２７年度太宰府市水道事業会計予算について、及び議案第３６号平成２７年度太宰府市下水道事業会計予算について、の各企業会計予算について、一括して報告いたします。
なお、審査の詳細については、同様に予算審査の会議録をご参照いただきたいと思います。
審査を終わり、委員会採決の結果、議案第３５号、議案第３６号の各企業会計予算については、委員全員一致で、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上で報告を終わります。