平成27年 第2回(6月)定例会

総務文教常任委員会 委員長報告 門田直樹

 各常任委員会に分割付託された議案第52号「平成27年度太宰府市一般会計補正予算(第2号)について」の総務文教常任委員会所管分について、その審査内容と結果を報告いたします。

 歳出の主なものとしましては、まず、2款2項3目:友好都市関係費125万2千円の増額補正、これは宮城県多賀城市と友好都市を締結して10年目にあたるので、両市で実施している市民向けイベントにおける紹介ブースの拡大、友好都市締結10周年記念の共同PRポスターの作成、子どもたちの相互訪問を行う費用との説明を受けました。

 次に、10款1項2目:学校教育運営費講師謝礼110万円の増額補正、これはテスト前に自学ではテスト勉強が難しい子どもへの支援、また通常の授業で理解度が難しいと思われる内容の学習への支援のために教育支援員を活用し学力向上をめざすための費用で、1学校あたり10万円、小中学校併せて110万円であるとの説明を受けました。

 次に、10款2項1目小学校施設整備費工事請負費2億9千7百50万円、及び10款3項1目中学校施設整備費工事請負費1億2千750万円、これは小中学校普通教室200教室にエアコンを整備する費用との説明を受けました。
 その補正財源として、21款市債1項5目中学校施設整備事業9千8百90万円、小学校施設整備事業2億3千90万円が計上されております。

 次に、10款4項8目日本遺産育成関係費2千万円、これは本年4月に「太宰府地域の歴史を語るストーリー『古代日本の「西の都」〜東アジアとの交流拠点〜』」が日本遺産として認定され、この日本遺産を積極的に活用するために、多言語ホームページや多言語ガイドブックの作成、また日本遺産キッズワークショップと題した古都の光に合わせて実施する事業に要する費用との説明を受けました。

 歳入の主なものとしましては、16款2項1目不動産売払収入6千3百万円これは、旧五条保育所跡地の売払い代金であるとの説明を受けました。

 次に、18款1項1目財政調整資金繰入金1億2千6百82万5千円これは、6月の補正財源調整として、財政調整資金を充てるものです。6月補正充当後の財政調整資金残高は34億2千483万8千303円となる、との説明を受けました。

 その他審査では、款項目ごとに執行部に対して説明を求め、計上の根拠等について質疑・確認を行いました。

 討論はなく、採決結果、議案第52号の当委員会所管分については、委員全員一致で、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

以上で報告を終わります。