平成28年 第4回(12月)定例会 委員長報告
総務文教常任委員会 委員長 門田 直樹
総務文教常任委員会に審査付託された議案第95号から議案第99号までについてその主な審査内容と結果を一括して報告いたします。
まず、議案第95号「太宰府市事務分掌条例の全部を改正する条例について」これは、平成29年4月1日に予定している機構改革に伴い、事務分掌条例を改正するもので、新旧対照表に沿って、現行からの変更点について説明を受けました。
各部に所属する課や係等の詳細な事項については、この条例に従い、職務執行規則の中で定めると、併せて説明を受けました。
委員からは、今度の機構改革で検討した結果、職員数の変動はあるのか等の質疑があり、執行部からは、現在人員配置については、業務として増える部などがあることから人数の調整は検討している等の回答を受けました。
その他質疑を終え、討論はなく、採決の結果、議案第95号は、委員全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定しました。
次に、議案第96号太宰府市特別職の職員の給与等に関する条例等の一部を改正する条例について、これは本年の人事院勧告に伴い、特別職、議員、任期付職員及び一般職の給与等についての改定を行うもので、これまでも国家公務員の例に準じた内容で改正をおこなってきているので、今回も勧告に従い改正するとの説明を受けました。
委員からは。任期付職員の数について質疑があり、執行部からは、調理員3名、研究職1名の計4名、との回答を受けました。
質疑を終え、討論はなく、採決の結果、議案第96号は、委員全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定しました。
次に、議案第97号「太宰府市税条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例について」、これは所得税法等の一部を改正する法律、第8条により、外国人等の国際運輸業に係る所得に対する相互主義による所得税等の非課税に関する法律施行令等の一部を改正する政令が公布されたことに伴い、改正を行うものです。
今回の法改正が適用される地域が台湾のみに指定されていることから、本市における該当はほとんどないものと考えていると併せて説明を受けました。
質疑、討論はなく、採決の結果、議案第97号は、委員全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定しました。
次に、議案第98号太宰府市教育に関する事務の職務権限の特例に関する条例の全部を改正する条例について、この条例は、平成29年4月からの機構改革に伴うもので、スポーツに関しては学校教育におけるスポーツも社会教育を初めとするスポーツも同じ部局で一括して推進したほうがよいとの考えで、スポーツに関する分野を特例条例から削除して、教育委員会所管、教育部のほうに移すものとの説明を受けました。
さしたる質疑はなく、討論もなく、採決の結果、議案第98号は、委員全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定しました。
次に、議案第99号太宰府市立大宰府跡遺構保存覆屋条例の一部を改正する条例について、今回の改正は水城跡、県道112号線の東側に便益施設を設置、これを公の施設として、大宰府展示館の分館「水城館」という名称で位置づけるために改正を行うものとの説明を受けました。
質疑、討論はなく、採決の結果、議案第99号は、委員全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定しました。
以上で報告を終わります。