平成28年 第4回(12月)定例会 委員長報告

総務文教常任委員会 委員長 門田 直樹

 各常任委員会に分割付託された議案第104号の総務文教常任委員会所管分について、その審査内容と結果を報告いたします。

 補正予算の審査に当たりましては、歳出より審査を行い、歳出の中で関連する歳入等の項目については、併せて説明を受け審査を行いました。
 歳出の主なものとしましては、3款2項4目学童保育所管理運営費、1億6736万7千円の増額補正、主な内容としては、水城小学校、太宰府南小学校において、児童数や特別支援学級の増加に伴い、校舎内にある学童保育所を同学校敷地内に学童保育専用のプレハブ建設を設置し移設する予定であり、その建築のため建築確認申請手数料、工事設計監理等委託料、新築等工事費等による補正であります。
 財源については国庫補助金、県補助金、併せて7395万4千円が歳入に計上され、また、新年度にまたがっての事務になることから、関連する項目として「第2表、繰越明許費補正」について併せて説明を受けました。

 次に、10款2項1目小学校管理運営費、309万円の増額補正。主な内容としては、11節需用費250万円で、小学校1、2年生で使用する算数セットについて保護者負担の軽減を図るため、全学校分の新1年生の児童数分を市で負担するものとの説明を受けました。
 委員から保護者負担軽減ということだが、今まではこういったのはなかったのかとの質疑がなされ執行部より、今回が初めてであるとの回答がありました、

 次に、10款3項1目、中学校施設整備費、2億7020万円の増額補正、主な内容としては、太宰府中学校大規模改造工事と太宰府西中学校トイレ改修工事の設計監理等委託料及び工事費です。
 財源として学校施設環境改善交付金として国庫補助金、4907万7千円、また中学校整備事業2億980万円が市債として歳入に計上されているとの説明を受けました。
  また、関連する項目として「第2表、繰越明許費補正」、「第4表、地方債補正」についても併せて説明を受けました。

 次に、歳入の主なものとしましては、18款1項1目、財政調整資金繰入金、7億7219万8千円これは、12月の補正財源調整として、財政調整資金を充てるものです。
 12月補正充当後の財政調整資金残高は23億7897万3025円となるとの説明を受けました。

 次に第3表債務負担行為補正については、追加5件、変更1件が計上されており、計上の根拠について説明を受けました。

 その他審査につきましても、款項目ごとに執行部に対して説明を求め、計上の根拠等について質疑を行いました。

 質疑を終え、討論はなく、採決の結果、議案第104号の当委員会所管分については委員全員一致で原案の通り可決すべきものと決定いたしました。

以上で報告を終わります。