平成29年 第3回(9月)定例会 委員長報告

総務文教常任委員会 委員長 門田 直樹

 総務文教常任委員会に審査付託された意見書第3号、「教職員定数の改善及び義務教育費国庫負担制度拡充に係る意見書」、について、その審査内容と結果を報告いたします。

 提出者である委員から、 根本的な国の予算が変わらないと、日本の教育が本当に非常に危ない状態になっているのではないかと思う。子どもたちを守るということで、議会として学校をサポートする、そういう取り組みをやっていきたい。国に対しての意見書と今後の太宰府市としての定数改善について自分も頑張っていこうと思っているので、ご賛同いただきたいとの補足説明を受けました。

 委員から、「去年も申し上げたが、毎年、同じことをやっていても、なかなか変わっていない現実がある。切り口を変えないと無理じゃないかと思うが」、などの質疑があり、 提出者より 、「国の予算を変えるためには地方議会として意見書を出していく。地方から声を出して、何もしないと何も始まらないので、できれば今年度も意見書を出していただければと思っている」、との回答がありました。
 その他の意見として、「内容はそのとおりだと思うが、議会の意思は何回も示しているので、あとは国、県及び、その議会等にがんばっていただきたい」、との意見がありました。

 質疑を終え、討論はなく、採決の結果、意見書第3号は賛成多数で、原案のとおり可決すべきものと決定しました。

以上で報告を終わります。