平成30年 第1回(3月)定例会 委員長報告

総務文教常任委員会 委員長 門田 直樹

 各常任委員会に分割付託された議案第18号、 「平成29年度太宰府市一般会計補正予算(第5号)について」 の総務文教常任委員会所管分について、その審査内容と結果を報告いたします。

 補正予算の審査に当たりましては、歳出より審査を行い、歳出の中で関連する歳入等の項目については、併せて説明を受け審査を行いました。

 歳出につきましては、2款1項7目:公共施設整備関係費、70万3千円の増額補正について太宰府市土地開発基金条例の廃止に伴い、現在ある現金を一般会計繰入金に入れ、その後公共施設整備基金に積み立てするものです。関連として、歳入の18款1項1目15節、土地開発基金繰入金に同額の70万3千円を計上していると併せて説明を受けま した。
 次に2款2項1目:総合企画推進費、710万円の増額補正について、本年度の歴史と文化の環境税の収入が8,710万円と見込まれることから、当初の見込みから増収した710万円を増額補正するものです。関連として歳入の1款7項1目、歴史と文化の環境税に同額の710万円を計上しているとの説明を受けました。
次に10款4項4目:図書館管理運営費、5千円の増額補正。市民の方から図書購入費にということで5千円の寄附があったため予算計上するものです。寄附の受け入れとして、歳入の17款1項3目、図書購入指定寄附として同額を計上していると併せて説明を受けました。

 次に歳入につきましては、18款1項1目:財政調整資金繰入金、1億5,603万8千円 これは、3月の補正財源調整として財政調整資金を充てるものです。3月補正充当後の財政調整基金残高は26億882万6,130円となるとの説明を受けました。

 次に、第2表「繰越明許費補正」については、「防火水槽改修 事業」「文化財調査事業」の追加2件が計上されており、計上の根拠について説明を受けました。

 その他審査につきましても、款項目ごとに執行部に対して説明を求め、計上の根拠等について質疑を行いました。

 質疑を終え、討論はなく、採決の結果、議案第18号の当委員会所管分については、委員全員一致で、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

以上で報告を終わります。