平成31年 第1回(3月)定例会 委員長報告
総務文教常任委員会 委員長 門田 直樹
総務文教常任委員会に付託されました議案第4号及び第5号について、その審査の内容と結果を一括して報告いたします。
まず、議案第4号「太宰府市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について」その審査内容と結果を報告いたします。
本件は元気づくり課の子育て支援センター所長及び保育児童課のごじょう保育所長を課長職として6級に位置付けることに伴う改正であるとのことでした。
改正の理由として、子育て支援センター所長は新センターの業務で保護者や児童相談所との連絡調整など速やかに判断すべ き事由が出てきていること、また平成32年度末までに求められている子育て世代包括支援センターの設置に向け、中心となって取り組む必要があること。ごじょう保育所長は、新築移転に伴い入所児童と保育士が急増し、管理責任が増していることが主な理由であると説明を受けました。
質疑、討論を終え、採決の結果、議案第4号は委員全員一致で原案のとおり可決すべきものと決定しました。
次に、議案第5号「太宰府市行政財産使用料条例の一部を改正する条例について」、本条例は、平成31年10月1日から消費税及び地方消費税を合わせた税率が10パーセントに改正されることに伴い、条例の一部を改正するものであるとのことでした。
委員からは、施行が10月1日ということだが10パーセントが撤回となった場合は条例改正をもう一回行うこととなるのか、など質疑がなされ、執行部からは、再び改正ということになれば、またその時点で対応をすべき ものだと考えていると回答がありました。
その他質疑を終え、討論では消費増税の判断根拠となっている勤労統計データの信用性について国会で審議されている段階であり、税率も5段階になることで、混乱が予想される。との反対討論がありました。
採決の結果、議案第5号は賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定しました。
以上で報告を終わります。