令和元年 第2回(6月)定例会 委員長報告
総務文教常任委員会 委員長 門田 直樹
各常任委員会に分割付託された議案第55号「令和元年度太宰府市一般会計補正予算(第3号)について」の総務文教常任委員会所管分について、その審査内容と結果を報告いたします。
補正予算の審査に当たりましては、歳出より審査を行い、歳出の中で関連する歳入等の項目については、併せて説明を受け審査を行いました。
歳出の主なものとしまして、2款2項1目:総合企画推進費250万円の増額補正について、これは新元号を記念して令和の典拠である梅花の歌32首序文と、ふるさと納税の寄附者の名前を刻んだチタン製のモニュメントを作成するもので、集まった寄附額の範囲内で実施をするものとのことでした。
これに係る財源として歳入18款1項1目:ふるさと太宰府応援寄附500万円の増額補正が計上されており、1口1万円のふるさと納税を500件として計上しているとのことでした。この500万円のうち、ふるさと納税のサイト掲載などの委託料に100万円、モニュメント自体の製作費に150万円を充てる予定としており、残りは一般財源となると説明がありました。
委員からモニュメントの大きさについてなどの質疑がなされ、執行部より実際に寄附をいただいた人数によって大きさが変わってくるものであり、現時点で約400件の寄附があっているが、想定 している500件に到達すれば相当な大きさになってくるのではないか。との回答がありました。
次に2款2項5目:地域コミュニティ推進費240万円の増額補正についてこれは、一般財団法人自治総合センターの一般コミュニティ助成事業として100%が助成される交付金であり、12の自治会から希望が提出されていたもののうち、本年3月27日付で長浦台 区自治会が採択されたことにより、申請された240万円の助成額を補正計上するものとのことでした。
事業内容については、長浦台区自治会が使用するテント、放送機器、ちょうちん等の夏祭り用備品、椅子、机、物置など公民館備品などの購入、整備に要する費用とのことでした。また、これに係る歳入財源については、21款4項1目:雑入240万円が一般財団法人自治総合センターから宝くじの社会貢献広報事業の一環として交付される、とのことでした。
次に歳入の主なものとしましては、19款1項1目:財政調整資金繰入金206万9千円の増額補正について、これは6月の補正財源調整として財政調整資金を充てるものです。補正充当後の財政調整資金残高は31億2千32万2千586円となる予定との説明を受けました。
その他、款項目ごとに執行部に対して説明を求め、計上の根拠等について質疑を行いました。
討論を終え、採決の結果、議案第55号の当委員会所管分については、委員全員一致で、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上で報告を終わります。