議案第59号
太宰府市歴史と文化の環境税条例の一部を改正する条例について
  • 歴史と文化の環境税は、太宰府市固有の歴史的文化遺産及び観光資源等の保全と整備を図り、環境にやさしい歴史と緑豊かな文化のまちを創造するために平成15年5月23日に条例を施行した。

  • 導入後、これまで3回の適用期間の延長を行い、現在11年目を経過し ており、その間の収入は約6億2千万円に上り、今では年間6千万円を超える太宰府市にとって魅力あるまちづくりのための貴重な財源となっている。

  • 来年5月に条例の適用期限を迎えるにあたり、4回目の検討時期を迎えることから、本年9月から4回にわたり太宰府市税制審議会を開催した。

  • 審議会では様々な意見が出たが、10月30日の第4回太宰府市税制審議会において、「制度として定着し安定した確実な財源となっており、使途についても一定の効果があったと認められる。」、「今後も持続可能性の観点から歴史・文 化都市にふさわしいまちづくりを推進するために、歴史と文化の環境税を継続し、その期間は3年とすることが望ましい」、との答申をいただいた。

  • 太宰府市としてもこの答申を踏まえ、3年継続の意向を十分尊重し、本税の適用期間をさらに3年延長するもの。