報告第10号
公益財団法人太宰府市国際交流協会の経営状況報告について
  • 太宰府市国際交流協会では市民一人ひとりが個性、多様性を認め合いながら、国際的な柤互理解を深める多文化共生社会の実現を図ることを目的に、公益認定を受けている「国際交流促進事業」、「外国人学生支援事業」、「在住外国人支援事業」の3つを柱として事業を展開している。

  • 平成28年度に実施した事業は、協会の総会を兼ねた市民と外国人との交流を図るためのフレンズベル倶楽部メンバーのつどい、市内大学の講師を迎えての世界文化体験講座、太宰府市民政庁まつりでの協会PR活動、アフリカで医療活動に携わっ た医師による国際理解講演会、協会事業等の広報、市内小学校等の自主的国際交流活動への支援、国際交流団体が実施する事業への助成や後援等を実施した。

  • また外国人学生や在住外国人の支援事業として日本文化体験講座「そば打ち体験」を通じての市民との交流、 留学生フォーラム、日本語教室の開催、生活情報ガイドブックの平成29年度の改訂に向けた留学生との意見交換を行った。

  • 平成28年度決算は、収益について、太宰府市からの補助金、会費等合わせて606万6343円。費用は事業費支出367万2805円、 管理費支出245万6994円、合わせて612万9799円。

  • 平成29年度の事業は本協会の設立から25年を迎えることを記念し、市民にも参加を呼びかけ、留学生が日本の運動会を体験する講座の開催を予定。

  • その他の事業についても、平成28年度に実施した事業を更に充実させ積極的に展開していく予定。

  • 平成29年度の収支予算は、収益として市からの補助金、会費等合わせて818万円を見込み、費用としては事業費、管理費合わせて875万円とし、当期経常増減額をマイナス57万円と見込んでいる。