認定第1号
平成29年度太宰府市一般会計歳入歳出決算認定について
  • 平成29年度一般会計決算額は、歳入240億7563万7155円、歳出234億5529万6872円。

  • 前年度と比較すると、歳入は18億2022万61円、7.0%の減、歳出は15億2938万718円、6.1%の減。

  • 歳入から歳出を差し引いた形式収支は、6億2034万283円。

  • 繰越明許費による翌年度に繰り越すべき財源2759万8518円を差し引いた実質収支は、5億9274万1765円の黒字決算。

  • 平成29年度は、景気回復の影響もあって前年度より個人市民税や固定資産税などの増収で市税全体で増額となり、合わせて地方消費税交付金をはじめとする各交付金が増額したが、普通建設事業に対する国庫補助金の減少や、総合体育館建設事業での地方債借入れがなくなったこともあり、歳入全体で比べると昨年度より減額となった。

  • 一方で本市の確かな未来の創造に向け、事業の遂行にあたっては国・県の補助金、あるいは市債を積極的に活用し、ふるさと納税の拡充も行うなど、あらゆる財源の確保に努めるとともに、経費の節減、事業の見直しなどを積極的に行い、限られた予算の中で各種施策・事業の計画的推進に努めてきた。

  • 平成29年度は保育所保育定員増や保育士処遇改善に伴い保育所保育委託料が増加したほか、サービス利用者の増加に伴う障がい児通所支援給付費、また、道路改良事業に伴うシルバー人材センターの移転工事などの事業費が増加したが、総合体育館建設事業が完了した影響もあり、歳出全体で比べると昨年度より減額となった。

  • 今後とも、徹底した行政改革と超成長戦略で財政再建を図り、本市を更に飛躍させるよう、7つのプランをはじめ諸政策の具現化に向けて職員一丸となって取り組む。