報告第8号
公益財団法人太宰府市国際交流協会の経営状況報告について
  • 太宰府市国際交流協会では、市民一人ひとりが個性、多様性を認め合いながら、国際的な相互理解を深める多文化共生社会の実現を図ることを目的に公益認定を受けている、「国際交流促進事業」、「外国人学生支援事業」、「在住外国人支援事業」の3つを柱として事業を展開している。

  • 平成29年度に実施した事業は、市民の国際交流を促進するための事業として、協会の総会を兼ねた市民と外国人との交流を図るための「フレンズベル倶楽部メンバーのつどい」、世界文化体験講座のベトナム料理教室、外国人学生の出身国紹介を交えた国際理解講座、事業報告パネル展等の広報活動、市内小学校等の国際理解教育への支援、国際交流団体が実施する事業への助成や名義後援等を実施した。

  • また、外国人学生や在住外国人の支援事業として、協会設立25周年記念事業として一般財団法人自治総合センターのコミュニティ助成金を活用し、外国人学生と市民との交流を目的に日本文化体験講座「冬の大運動会」を開催したほか、外国人学生の就活を応援するための留学生フォーラムの開催、日本語教室の開催、生活情報ガイドブックのベトナム語版作成準備のための翻訳作業を行った。

  • 平成29年度の決算は、収益については太宰府市からの補助金、賛助会員からの会費等合わせて806万5269円。

  • 費用は、事業費支出573万4408円、管理費支出259万3074円、合わせて832万7482円。

  • 平成30年度の事業計画と収支予算について、今年度の事業は、これまで実施した事業を更に充実させ、市民と外国人との交流をはじめとする、国際理解が深まる事業や、外国人学生や在住外国人の支援事業を積極的に展開していく予定。

  • 平成30年度の収支予算は、収益として市からの補助金等合わせて606万円を見込み、費用としては事業費、管理費合わせて618万円とし、当期経常増減額をマイナス12万円と見込んでいる。