認定第1号
平成30年度太宰府市一般会計歳入歳出決算認定について
  • 決算額は、歳入244億7862万6150円、歳出235億4115万381円。

  • 前年度と比較すると、歳入は4億298万8995円、1.7パーセントの増、歳出は8585万3509円、0.4パーセントの増。

  • 歳入から歳出を差し引いた形式収支は、9億3747万5769円。

  • 繰越明許費及び事故繰越による翌年度に繰り越すべき財源3億25万9068円を差し引いた実質収支は、6億3千721万6701円の黒字決算。

  • 平成30年度は「徹底した行革と超成長戦略で財政再建」に基づき、財政の健全化に向け借入の抑制を図ったことで、市債の歳入が減額となった一方、保育所の定員増等による子育て支援や太宰府市商工会と連携しただざいふ創業塾等の新規創業支援などにより、個人市民税や法人市民税が着実に増収、ふるさと納税収入も大きく増加し、市税全体でかなりの増額となった。

  • 歳出についても、事業の遂行にあたっては、経費の節減、事業の見直しなどを積極的に行うとともに国・県の補助金を活用し、限られた予算の中で各種施策・事業の計画的推進に努めてきた。

  • これらの努力により、経常収支比率が91.3パーセントとなり 昨年度と比較し0.8ポイント改善できた。

  • 今なお容易ならざる財政状況ではあるが、所信表明や施政方針、経営方針などに基づきより一層の「選択と集中」を図りながら、新元号令和発祥の地となった追い風も生かし、創意工夫に満ちた歳出入一体改革に取り組む。