各議案について提案理由の説明がありました。議案第31〜34号は5日に質疑・付託です。
|
事件名 |
報告第1号 |
平成25年度太宰府市一般会計予算繰越明許費について |
体育複合施設整備事業や小中学校大規模改造事業など計24件の事業について設定をしていたが繰越額が確定したので報告する。
繰越総額は19億5387万3385円で、財源内訳は国庫および県補助金、市債など特定財源が16億9390万6300円、一般財源が2億5996万7085円。 |
報告第2号 |
平成25年度太宰府市一般会計予算事故繰越しについて |
道路改良事業、体育複合施設整備事業の2件の事故繰越を行っている。
繰越総額は6744万7152円で、財源内訳は国庫補助金など特定財源が3101万1200円、一般財源が3643万5952円。 |
報告第3号 |
平成25年度太宰府市下水道事業会計予算繰越について |
建設改良費の公共下水道整備費のうち奥園雨水関連で5件、陣ノ尾雨水関連で4件、および西鉄太宰府線二日市五号踏切雨水管新設工事関連で合計10件の繰越を行っている。繰越総額は4億3155万3000円。 |
報告第4号 |
平成25年度太宰府古都・みらい基金の運用状況報告について |
太宰府古都・みらい基金推進会のご協力もあり7件、15万円の寄付があり、太宰府古都・みらい基金に積み立て運用している。
平成25年度末の基金残高は234万9578円。 |
諮問第2号 |
人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて |
人権擁護委員 鎌石洋子 氏が平成26年9月30日付けをもって任期満了となるため、同氏を再度推薦したいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により議会の意見を求める。 |
議案第27号 |
専決処分の承認を求めることについて(太宰府市税条例の一部を改正する条例) |
平成26年度税制改正により地方税法の一部が改正され、条例の一部を改正する必要が生じたが、市議会を招集する時間的余裕がなかったため地方自治法第179条第1項の規定により専決処分したので、同条第3項の規定によりこれを報告し承認を求める。
今回の専決処分により改正したものは地方税法の改正のうち平成26年分の課税から施行される固定資産税等に関するもので、主な内容は公害防止用設備、浸水防止用設備および農具等にかかる固定資産税についての課税条件の特別措置の規定の追加、ならびに耐震改修が行われた一定の既存建築物にかかる固定資産税の減額措置が創設されたことに伴う改正など。 |
議案第28号 |
専決処分の承認を求めることについて(太宰府市都市計画税条例等の一部を改正する条例) |
(下線部同) 改正の内容は都市計画税の課税条件の特例の創設等により規定の整備を行うもの。 |
議案第29号 |
専決処分の承認を求めることについて(太宰府市国民健康保険税条例の一部を改正する条例) |
(下線部同) 今回の専決処分により改正した内容は国民健康保険税の後期高齢者支援金と介護納付金の課税額にかかる課税限度額の引き上げならびに低所得者の国民健康保険税の軽減対象を拡大するため5割および2割軽減の対象となる世帯の軽減判定所得基準の引き上げです。
|
14万円から16万円に引き上げられる後期高齢者支援金の課税額と、12万円から14万円に引き上げられる介護納付金課税額について、対象世帯の数は? |
|
(市民福祉部長)25年度の賦課データベースでは後期高齢者支援金等分については約200世帯、介護納付金分は約100世帯と見込んでいます。 |
|
|
|
過去の引き上げにおいて苦情や異議申し立て、相談などはあったか。 |
|
(市民福祉部長)平成23年度に賦課限度額を一部改正しているが特に市民からの問い合わせ等はなかった。
大変運営が厳しい中、平成20年度から国民健康保険税の税率そのものは引き上げていないこともあるのだと考えています。 |
|
|
|
広域化にあたって課税額など今後の見通しは? |
|
(市民福祉部長)国民健康保険事業については財政運営は平成29年度から(県単位で)広域化する。
現状としては各市町で税率が違っているのでそのデータを県に上げ、県の方で共通の課税などについて調査している状況です。 |
|
議案第30号 |
総合子育て支援施設保育室棟内外装工事請負契約の締結について |
総合子育て支援施設保育室棟内外装工事のため、地方自治法第96条第1項第5号の規定に基づく議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定に より議会の議決を求める。
本契約は五条保育所の移転新設にかかる契約である。工事内容は保育室棟、遊戯室棟および子育て支援センター棟のうちメインである保育室棟の内外装新築工事を行うもので、平成27年3月25日までの完成を予定している。
入札の状況は太宰府市内の業者6社の参加による指名競争入札を行ったところ鰹ャ嶋建設筑紫支店が工事費1億4300万円で落札し、消費税を加えた1億5444万円で契約することになっている。入札結果調書を添付しているので参照の上審議願いたい。
|
他の業者と約2千万円の開きがあるが、工事そのものは大丈夫なのか? |
|
(総務部長) 今回3回目で落札となっており、最後に金額が下がっていますが、この業者の意志が強かったものと考えます。工事の進捗については工事の成績評価などを行いながら、設計書通り進めていきます。 |
|
議案第31号 |
市道路線の認定について |
今回の江牟田25号線は開発により道路の帰属を受けたので路線認定を行うもの。道路法第8条第1項の規定に基づき、市道路線を認定するにあたり、同条第2項の規定により議会の議決を求める。 |
議案第32号 |
太宰府市税条例等の一部を改正する条例について |
地方税法等の改正がなされ、条例の一部を改正する必要が生じたので、地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決を求める。
改正内容は軽自動車税の負担水準の適正化を図るための税率改正、地域間の税源の偏在化を是正し財政格差の縮小を図るため法人市民税、市民税の税率改正などが主な内容。 |
議案第33号 |
太宰府市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例について |
消防団員等公務災害補償等責任共済等に関する法律施行令の改正がなされ4/1から施行されたことに伴い条例の一部を改正する必要が生じたので、地方自治 法第96条第1項第1号の規定により議会の議決を求める。
改正の主な内容は非常勤消防団員の退職報償金の支給額を引き上げ、平成26年4月1日以降に退職した非常勤消防団員に適用し、同日前に退職した非常勤消防団員については従前の例によるもの。 |
議案第34号 |
平成26年度太宰府市一般会計補正予算(第2号)について |
歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4億6782万8千円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ231億2710万9千円とする。主な内容は、
-
梅林アスレチックスポーツ公園について、サッカー・ラグビー等のプレー環境の整備、安全性の確保、また多くの人々へ運動の機会を提供し健康の増進を目的として、スポーツ振興くじ助成金を活用して行う、グランド部分の人工芝化に要する費用を計上。
-
本市の特徴的な事業である史跡地の公有化について指定地の拡張に伴い計画的な取得、その保存整備および有効活用を図るための史跡地購入費用を計上。
-
授乳やおむつ替えができる施設を「赤ちゃんの駅」として登録し乳幼児を抱える保護者が気軽に立ち寄れるようにするための目的となるステッカー等の作成費用を計上。
-
水城、大野城、基肄城1350年実行委員会が行うシンポジウムに対して自治相互センター助成金を活用して交通補助費を計上。
-
太宰府東中学校通学路の環境改善と安全性の向上に向けた壁画?作成のための費用および街路灯設置工事費などを計上。
-
あわせて史跡地公有化事業については地方債の変更を提示している。
|