太宰府市議会議員
Kadota Naoki
門田 直樹
議会報告&雑記
平成29年
 
議会レポート
 
1月31日(火)
 
 遅くなりました。議会レポート29年1月号(PDF)を作成しました。年4回の定例議会ごとに発行しています。内容は12月議会と1月臨時会の概要、私の一般質問に関してです。
 
いじめ問題
 
1月24日(火)
 
 以前にも書きましたが、私が平成15年に市議会議員になってから約10年間、太宰府市における「いじめ」は0件でした。小中11校、約6000名の生徒・児童がいる中、まずありえない話です。
 学校や教育委員会は、「トラブル」は稀にあるが「いじめ」はありません等と説明していました。
 そういった中で、全国的には「いじめ」を苦にした自殺など深刻な事件が相次いで報道され、平成25年に『いじめ防止対策推進法が成立・施行されました。
 同法では「いじめ」を「対象者が心身の苦痛を感じているもの」と定義づけています。
 このことにより本市においても、一時期は数字が(若干)上がっていましたが、最近の報告には見当たりません。全く無いのか? それとも要求しないから出さないのか ・・ ?
 「いじめ」は学校はもちろんのこと、あらゆるところに潜在しています。誰もが直接ではなくても身近に見たり聞いたりした経験があると思います。
 私は何度か「いじめ」についての相談を受けていますが、顕在つまり、はっきり表に出てくるのは潜在しているもののごく一部です。暴行や脅迫・恐喝・恫喝・からかい、嫌がらせや無視などで被害者の忍耐が限界を超えたときに表面化します。不登校になったり日常生活すらできなくなることもあります。その時ようやく周りが気づく、或いは本人が意を決して親や教師に相談します。
 学校は基本的に閉じた社会だと思います。外部からはなかなか実態が分かりません。「いじめ」 が疑われる場合、親と学校、行政が情報を共有し、集団心理に気をつけながら慎重に、かつ継続的に対応していくことが必要です。
 今日の各紙は国が「いじめ解消」の定義につき方針を決めたと報じています。「加害行為が止み、被害者が心身の苦痛を感じていない状態が3ケ月以上・・ 」ということですが、3ケ月で十分か、はともかく、関係者が見守りを続け必要に応じて適切な対応をとることが重要です。
 
臨時会
 
1月20日(金)
 
 提案理由の説明を受けたのち、委員会付託を省略し、質疑・討論・採決を行いました。
 賛否は以下の通りです。
まる:賛成  ばつ:反対

氏名
(議席番号順)

 
賛成議員数
反対議員数
議案第1号
まる
まる
まる
まる
まる
まる
ばつ
まる
まる
まる
ばつ
まる
まる
まる
ばつ
ばつ
まる
13
4
議案第2号
まる
まる
まる
まる
まる
まる
まる
まる
まる
まる
まる
まる
まる
まる
まる
まる
まる
17
0
【議決の説明】
 議案第1号の事務分掌条例は12月議会で否決されたものです。今回は賛成から反対へ3名転じ、逆に反対から賛成へ7名転じたことにより、この結果となりました。なお議案第2号は議案第1号が可決したので、その内容を受け可決(条例廃止)する必要があります。
 
【質疑:門田】
 12月議会における機構改革案の説明については、市長のお話を聞いても何をやろうとしているのかがさっぱりわからず、抽象的な美辞麗句を並べているとしか感じませんでした。
 さきほど再提案の理由を伺いましたが、前回と全く同じ思いであります。
 市民にとって、太宰府市は、なぜ観光振興を重点施策とするのか、太宰府市の観光振興は何をやるのか、またその組織は何をやるのか等が大事であり、その基本方針がはっきりしない、議論も不十分な機構改革は、貴重な税金を使った、単なる政策PRであり、前回議会が否決したことは当然であると考えます。
 また既に示されている組織編成案では、条例案に掲げる分掌事務が適正かつ効率的に行われるとは到底考えられませんし、前回からの修正も議長が指摘された一点のみで、多くの議員が疑問を投げかけ、提案を繰り返してきた内容については全く対応されていません。
 12月議会から年末年始を挟み、一ヶ月しか経たないこの時期に、ほとんど同じ内容を、再提案されたわけですが、改めてこの機構改革にかかる全費用はいくらか、新部署の設置による人件費の増はどれぐらいになるのか、お答えください。
 
【回答:市長】
 電算関係の費用として約100万円、庁舎内の設備及び改修費用として約300万円、計約400万円を予定しております。また人件費につきましては市全体の機構再編であり部署間の増減も伴うことから新部署の設置による人件費の増の算出は出しづらいところですが、全体の職員数は増となる予定です。
 
【回答を受けて】
 この400万円は業者へ支払う金額の一部です。機構改革を行うにあたって、引っ越しや看板の架け替え、文書や封筒の表示替え等の職員の労働対価が示されていません。
 電算関係の100万円も庁舎内LAN整備や端末の移動・新設などハード面の費用で、職員が(残業で?)行うファイルの書き換えなどの作業や、業者に委託するであろう新部署のシステム構築費用などははいっておらず、実際は巨額なものになると考えます。
 このことについては3月定例会での新年度予算案やその後の補正予算、そしてそれらの予算執行を、より慎重に審査していくことを述べました。
 
【反対討論:門田】
 議案第1号太宰府市事務分掌条例の全部を改正する条例について反対の立場で討論します。前回の12月議会、また先ほどの質疑でも申しましたが、一般質問等において複数の議員から示された疑義や提案に対し、市長からは全くと言っていいほど、具体的な、或いは真摯な回答はいただけず、大きな不安を覚えます。
 反対の理由としては、既に示されている組織編成案では、専門性が高い分野について係すら置かれず、条例案に掲げる分掌事務が適正に行われるのか疑問であること、新設される部については無理やりとも思える課の組合せ、また1課1係で効率的な事務が行われるのか、課に昇格したものについても、その是非や所属は適正であるかなど、多くの疑問があります。
 そしてそもそも前回否決された議案を、年末年始を挟んでたった一ヶ月で、議論の余地もなく進めようとする姿勢はまったくの議会軽視であり、この条例が可決され実施されれば、市政に混乱が生じ、それは市民の不利益につながると考えます。以上により、この議案には反対します。
【臨時会に関する報道】  毎日新聞  西日本新聞  読売新聞
 
議会運営委員会
 
1月17日(火)
 
 12月議会で否決された議案が再度提出されます。突然のことで年末年始を挟みたったひと月で、議会として議論する場はありませんでした。
 10日に議会全員協議会(非公開)が急遽開かれ、執行部から再提案すると説明があり、13日(告示日)に議案書を受け取りました
  内容は議長が指摘した部分を一部修正するのみで、多くの議員が一般質問や質疑、討論で示した問題点、再考を求めた部分はそのままです。

 また、臨時会は委員会付託をせず会期は1日という
議会申し合わせがありますが、これは災害復旧に関するものなど緊急かつ多くの議論を要しないものに限られます。今回の議案がこれにあたらないことは明白です。しかしながら先月提案され委員会付託を行い、本会議で質疑、討論、採決したばかりであること、内容がごく一部の変更のみで前回と変わらず、改めて委員会審査を行う必要性が低いと考えられることから、「会期1日、付託なし」に同意しました。
 
 議案:2件  会期:1月20日(金)の1日間
事件番号
事件名
付託
採決
議案第1号
太宰府市事務分掌条例の全部を改正する条例について
1/20
議案第2号
太宰府市教育に関する事務の職務権限の特例に関する条例を廃止する条例について
1/20
 
議員活動
 
1月16日(月)
 
一週間の議員活動(の一部)を報告します。
 
16(月)
会派協議(臨時会の議案について論点整理と質疑、討論の調整を行う)
 
15(日)
市民からの相談
 
14(土)
補導連絡協議会40周年
 
13(金)
市民からの相談/青パト乗務
 
12(木)
自治体のICT活用に関する情報収集
 
11(水)
政治倫理条例制定特別委員会
 
10(火)
ICT推進研究会/議会全員協議会/定例議員協議会
 
9(月)
SIMフリーとMVNOに関する情報収集
 
成人式
 
1月8日(
 
   中央公民館で成人式が行われ、来賓として出席しました。午前中からの雨も上がり多くの参加者で賑わうなか、新成人代表(2名)の答辞が立派でした。
 ただ相変わらず一部の新成人の行儀が悪いのが残念です。主催者や来賓の挨拶を黙って聴けない、奇声をあげる、動き回る・・・ホントにハタチ?
 今年で14回目の出席ですが、やり方を変える時期に来ていると思います。
 
 
1月7日(土)
 
 早朝の大宰府政庁跡(都府楼跡)のようすです。一面に霜が降りていました。雪とはまた違って身が引き締まる感があります。
 今日はアンビシャス広場の見守りや自治会の会議などが続きますが厳しい朝とは反対にあたたかな日差しが広がるいい天気でしょう。
 
さいふごま
 
1月5日(木)
 
 新しい「さいふごま」の紹介です。以下説明書から。
【古くより、太宰府天満宮に参拝することを「さいふ参り」と申すことからその名が付けられました。平安貴族の大人の遊び道具であったこまが、民間に普及した一説には、 ご祭神 菅原道真公が大宰府に西下の際にお連れになられた幼い御子、 隈麿公・紅姫様を慰めるためにお持ちになられ、この地で親しまれたことからと云われています。以来こまは、芯を軸に自由に回転するので、 「我が子が、心の強い、自由な発想をする大人に成長すること」 を願う親心から、子供の発育まもりとして信じられてきました。この『さいふごま』で遊び興じることで、子供の神様 菅原道真公の御神徳を仰ぎ、ご家族お揃いで同じ時間を共有して戴ければ幸いです。
                ※詳しくは→ 福岡県和ごま競技普及協会
 
年賀状
 
1月2日(
 
 私たち議員は公職選挙法で選挙区内へ年賀状などを出すことが禁じられています。しかし自筆による答礼は可なので、二日の午前中は元日にいただいた年賀状への返礼を書いています。午後からは天気が良かったので子供と近くを散策し池の鯉に麩をやりました。  
 
元旦
 
1月1日(
 
   元旦は親戚寄りの後、近くの神社へ初詣です。
 雲一つない青空の下をゆっくり歩いていると寒風が頬を撫でとてもいい気分でした。地元の太宰府天満宮へは混雑を避け三が日を過ぎてお参りの予定。
 みんなでおみくじを引き、子供たちは大吉だ!とはしゃいでいました。私は小吉…。

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