太宰府市議会議員
Kadota Naoki
門田 直樹
議会報告&雑記
平成29年
 
議会解散
 
10月30日(月)
 
 本日、 芦刈市長は議会を解散しました。大義無き、私憤を晴らすための無意味な解散です。
 市議会議員選挙は、11/26(日)告示、12/3(日)投開票の予定です。
 今回は急な選挙で、準備も今からです。私の住んでる地域からは元職の方が出馬されるようで、 大変厳しい戦いになります。最後まで頑張りますので、よろしくお願いします。

【報道】  朝日新聞  西日本新聞  毎日新聞  読売新聞  (50音順)

 
議会報告会
 
10月29日(
 
 この日はいくつもの行事が重なり、出席が心配されましたが、20名程の参加がありました。ありがとうございます。
 報告内容は9月議会での主な議案や私の一般質問、決算認定などです。また1時間くらい使って芦刈市長への不信任決議に至った経緯を説明しました。多くの質問を受け、話していく中で、混迷の原因が何処にあるのか分かっていただけたと思います。
 
市民説明会
 
10月28日(土)
 
 いきいき情報センターで午前中に市民説明会が行われ、議会側として出席しました。議員は私を含めて4名で、今までの経緯を細かく説明しましたが、芦刈市長とは噛み合いませんでした。
 参加者は150名を超え、座席がない方もおられました。市民から頂いた貴重な意見は、今後の参考にしてまいります。

【報道】  朝日新聞  西日本新聞  毎日新聞  読売新聞  (50音順)

 
臨時会
 
10月27日(金)
 
 審議結果は以下の通りです。両議案とも提案理由の説明を受けたのち、委員会付託を省略し、質疑・討論・採決を行いました。
事件番号
事件名
賛成
結果
議案第59号
専決処分の承認を求めることについて(平成29年度太宰府市一般会計補正予算(専決第1号))
全員
承認
決議第3号
芦刈市長に対する不信任決議
全員
原可

芦刈市長に対する不信任決議

 太宰府市議会は、6月定例会最終日に市長へ猛省を促す問責決議を全会一致で可決した。反省した姿と新たな方針が出されることを期待したが、9月定例会直前に副市長を解任し、教育長には退任宣告という暴挙に驚かされ、さらに議員の不信感を募らせる結果となった。
 
 9月定例会において市長は、総合体育館建設の入札問題における、第三者委員会設置撤回等の責任をとるとした1ヶ月分の給与10%削減案を提案したが、算出根拠に乏しかった。
 また、必要性や採用基準が不明瞭な給食専門委員や、大綱素案がない段階での行政改革推進委員会設置なども提案されたが、いずれも庁舎内部で十分に協議されたものではなく、独りよがりの熟慮に欠けたものであることから、議会としてはとうてい受け入れ難いものとして否決した。
   
 9月定例会最終日、市議会は市長に対する辞職勧告決議を可決した。
 その後、市長に辞職の意思があるかどうか確認をしたが、絶対に辞めないとの一点張りであった。
 
 芦刈市長は、平成27年4月の統一地方選挙で市長に当選され、市民の期待も大きかったと思う。
 これまで2年半を経過したが、公約の柱であった中学校完全給食実現も突然の方針転換、そして今また、長としての方針にブレが生じ、何一つ成果があがっていない。
 
 具体性のない答弁や部下のせいにする責任転嫁など、数多くの問題ある言動により、市政の混乱や停滞を招いている現状にある。
 
 これらは、すべて組織の長としての責任は当然のことであるが、それ以前に芦刈市長個人のリーダーとしての資質の欠如と判断せざるを得ない。
  これ以上市政を任せるのは、太宰府市の発展を妨げるものである。
 
 よって、市議会は市政の健全化と安定を図るため、芦刈市長に対する不信任を決議するものである。

平成29年10月27日 太宰府市議会

 今年2回目の臨時会です。1回目は昨年の12月議会で否決された条例のために、1月に招集されました。そしてこの不信任決議です。  
 臨時会は災害への対応など、急を要する事案を除き、通常は選挙後の初議会ぐらいですが、長に起因する臨時会が、一年も経たないで2回開かれることは極めて異例のことです。

 採決に先立ち、7名の議員が賛成討論を行いました。
 そのうち私を含む4名は平成27年6月の市長給与減額条例案に賛成しています。
 結果は賛成6:反対11の否決でしたが、当初は市長公約を支持し、期待もしていたのです・・。
 
 閉会後の記者会見でも繰り返しておられましたが、芦刈市長は「私だけの問題ではない」とよく言われます。これは「悪いのは私だけでなく議会や職員も悪い」という意味だと思います。
 確かに、支えきれなかった職員も、ここまでに至った議会にも責任があり、そこは今後しっかり検証していく必要があります。
 同時に芦刈市長も、いままでの言動を振り返り、ご自分の長としての責任について熟考され、最善の結論を出してほしいと考えています。
 
 もう一つ、会見で「議員とのコミュニケーションが不足していた」との発言。
 これはよくわかりません・・個人的付き合いを指すのなら、そうかもしれません。
 ただ、議論という意味なら本会議、委員会、協議会等で市長と多くの時間を費やしてきました。

 議員は、解散を覚悟で不信任決議の採決に臨み、その結果は全会一致でした。
 芦刈市長にはこの重みを感じていただきたいと思います。

【報道】  朝日新聞  西日本新聞  毎日新聞  読売新聞  (50音順)

 
解散について
 
10月26日(木)
 
 明日の臨時会では市長不信任案が可決(4分の3以上)される見通しです。
 市長は辞めないと言っておられるので、10日以内に議会を解散するでしょう。
 
 予定では12月初旬に市議選があり、新しい議会で再び不信任が可決(過半数)されると、市長は直ちに失職し、今度は1月下旬か2月上旬に市長選です。
 二度の選挙でそれぞれ約3000万円の支出が見込まれます・・。
 
 議員にとって解散は予定外であり、任期4年を全うできないことは大変残念なことですが、事ここに至っては、皆覚悟ができています。
 
 ただどうしても納得のいかないのが解散の理由、大義です。
 長が議会を解散するのは賛同者を増やし反対勢力を減らすことが大きな目的だと思います。
 議会構成を変え議案を通していくことで自分の政策を進めていくことができます。
 
 しかし本市では市長への辞職勧告決議や不信任決議が、全会一致かそれに近い形で可決されているのが現状です。
 また現職以外で市議選への出馬を予定しておられる方も数名おられるようですが、どの方も現市長に批判的であると聞いています。
 
 つまり市議選を行っても市長に対する議会構成は変わりません。解散、選挙をしても、新しい議会が12月に市長不信任案を提出し、再び全会一致で可決されるのは間違いないと思います。
 
 この状況を変えるには失職を選び、選挙で信を問うしかありません。現市長が選挙に勝って再び市長として臨むなら、それは市民の意思ですから議会は対応を改めます。
 
 
議会運営委員会
 
10月23日(月)
 
 平成29年太宰府市議会第2回(10月)臨時会の会期、日程、議案等について審議しました。
 当初は不信任案だけの予定でしたが、衆院選に係る専決処分が議案追加されました。
 
 不信任決議は議員18名の4分の3=14名以上の賛成で可決ですが、今のところ全会一致の見込みです。表決方法は記名投票とし、結果は直ちに文書で市長へ通知します。

 1 会期  10月27日(金) の 1日間

 2 日程  本会議  10月27日(金) 午前10時 提案理由説明・質疑・討論・採決

 3 議案等

(議案) 2件
事件番号
事件名
付託
採決
議案第59号
専決処分の承認を求めることについて(平成29年度太宰府市一般会計補正予算(専決第1号))
10/27
決議第3号
芦刈市長に対する不信任決議
10/27

教育長の辞職について 
 午後から教育委員会が行われ、木村教育長の辞職が同意されました。
 ところが芦刈市長は「同意しない」といいます。訳が分かりません。
 
 芦刈市長は8月に教育長に対し辞職を求めていますが、教育長の辞職には教育委員会の同意が必要で、市長が一方的に辞めさせることはできません。
 
 今回、教育委員会の同意もあったことから、市長が同意すればいいだけです。
 なぜ辞めろと言っておいて、今度は辞めさせないのか?
 
 記者会見では「中学校給食の説明会を指示しているが実現していない」ことを理由にしておられますが、芦刈市長が中学校給食を断念したのは6月です。
 
 そして8月に副市長を解職するのと同時に教育長へ辞職を求めたのです。
 説明会開催を理由にするなら8月の辞職要求が理解できません。
 
 また中学校給食説明会は公約を掲げ、それを断念した市長自らの責任で行うべきです。誰がやるやらないと丸投げではなく、具体的な指示を行い詰めていく努力をされたのか・・疑問です。
 
 何か先のことを考えての判断かもしれませんが、ますます市政が混乱します。

【報道】  朝日新聞  西日本新聞  毎日新聞  読売新聞  (50音順)

 
衆院選
 
10月22日(
 
 台風の襲来を心配していましたが、昼過ぎまで雨風共になく、無事投票してきました。問題は逆に期日前投票です。聞くところでは長蛇の列で、階段の使用まで禁止されたといいます。
 早くから台風の報道がされ、おまけに市内全9個所の投票所が一箇所になるわけですから混雑は予想できたはずです。今後の対応を考える必要があります。
 
キズ
 
10月21日(土)
 
 木酢と書くのか生酢と書くのかわかりません。母が植えた柑橘3本のひとつです。キズと言ってましたが、もしかしたらスダチかも。木には鋭い棘がたくさんあって、採りいれのとき手は傷だらけです。だからキズなのか? 前は知り合いに分けてたのですが今は立場上控えています。
 
なごり花
 
10月15日(
 
 まわりの花もめっきり少なくなりました。左はハーブの一種でとても強い香りがします。右は猫のお墓に咲いてた花で近くで見るときれいです。
 私は今月が誕生月で、季節の移り変わりに歳をとっていく実感が重なります。もうすぐ来るジョウビタキの声が楽しみです。
 
シンポジウム
 
10月14日(土)
 
 「太宰府の福祉向上のため私達は何かできるか」をテーマにシンポジウムが行われました。第一部は筑紫女学園大学の山崎安則教授による「2020年問題と住民主体の地域づくリ」、第二部では春日市社会福祉協議会の白水清係長による「春日市の生活支援活動の現状と課題」、第三部としてNPO法人福岡あんしん生活ネットの概要と活動方針の説明がありました。
 同法人は、公的サービスの狭間に取り残される恐れのある高齢者の支援をはじめ、健康で質の高い地域生活ができるよう様々な事業を行うものです。詳しくは下記をご覧ください。

福岡あんしん生活ネット    入会のご案内

 
定例議員協議会
 
10月10日(火)
 
 辞職勧告決議後の経過報告の後、芦刈市長に対する不信任決議について協議しました。
 今後のスケジュールについては、議会解散が強く考えられることから、他市との交流会や行政視察等の対外行事を全てキャンセルし、11月19日に予定されていた市民との意見交換会も中止することになりました。
 
 また、木村教育長が辞職を決意され、その理由書が配付されました。ご本人の承諾を得ましたので掲載します。

太宰府市長  芦刈 茂 様

 私は、執行機関と議会が車の両輪のようになって、太宰府市行政を適正に運営することが市民の負託に応えるものと考えていますが、この体制の安定性に関する市民からの質問を受けることが増えました。
 
 議会では、市長不信任案を諮る臨時議会が招集・開催されようとしており、可決後は市長による議会解散が想定されているところです。
 市議会議員選挙に続いて市長選挙ともなれば、多大な経費を費やすだけでな く、当分の間は政策決定ができない行政空白の状態となり、市民生活に大きな 影響が及ぶものと憂慮いたします。
 
 執行機関側では、副市長が解職され不在の状態が継続しています。また、私への教育長辞職の要請もなされました。さらに、市長に対する辞職勧告が議会で決議された状況にあります。
 
 住民福祉を停滞なく推進する責務がある、三役(市長、副市長、教育長)がすべて辞職を求められたという現況への対処は、まず執行機関側か第一義的に解決しなければならないものと考えます。
 
 ついては、先に市長室に於いて「問責決議を受け人事刷新するので教育長職を退いてくれ」と私に宣告されたことに対し、芦刈市長ご自身を含めた三役一体の刷新と受け止められて、市長も職を辞されることを強く進言します。
 
 上記を以て、要請なされた教育長職を辞する理由といたします。

                     平成29年10月10日
                     太宰府市教育委員会教育長  木村 甚治 

 なお教育委員会の同意が必要なため、辞表の提出は10月23日になると聞いています。

【報道】  朝日新聞  西日本新聞  毎日新聞  読売新聞  (50音順)

 
警戒ため池
 
10月9日(月)
 
 10月5日の読売新聞に、「九州北部豪雨を受け福岡県が警戒ため池の選定拡大に向け検討を始めた」という記事が一面と社会面に大きく載っていました。その中に太宰府市のことが書かれています。大変気になる内容です。
 
■住民転居を危惧 (10/5 読売新聞34面から抜粋)
下流域に大規模な住宅地があることから、防災重点ため池に選定されている福岡県太宰府市の「松川池」(貯水量4万2千立方米)。ハザードマップはあるが、市は「住民の転居が相次ぎそうで、公表に踏み切れない」(建設課)でいる。 農水省などによると、ハザードマップの公表で、地価が下がることや、ため池の廃止を迫られることを心配し、地元住民が公表を望まない地域もあるという。(下線:門田)

 【防災重点ため池】
 地震や豪雨で堤防が決壊した場合に、下流域の住宅や公共施設へもたらす影響が大きく、警戒が必要な農業用のため池。
 選定されると、市町村は浸水想定区域や避難場所を示したハザードマッ プを作成し、公表することになっている。
 

 「踏み切れない」という気持ちが分からなくもありませんが、やはり疑問があります。 ↓

ハザードマップは公表が前提で作成するのでは?
特に防災重点ため池ではハザードマップが住民避難の手引きとなる。浸水想定区域や避難場所を示すことが重要。
転居するしないは行政ではなく住民がきめること。そうならないため十分に情報を開示し、住民と行政で解決方法を協議すべき。
 
  ところで「松川池」がどこなのかわかりません。地図で探しても見当たらないので地元に聞いたのですが「知らない」といいます。通称・別称の類かもしれません、調べてみます。  ※後日判明 
 
 
議会レポート
 
10月8日(
 
 議会レポート29年10月号(PDF)を作成しました。年4回の定例議会ごとに発行しています。内容は9月議会の概要と私の一般質問に関してです。
 また芦刈市長に関する一連の問題について市民に説明するため、市議会としてチラシ(議会リポート)を3万枚作成しました。費用は議員の手出しで、配布も18名で手分けして行います。
 
アンビシャス広場
 
10月7日(土)
 
 割ごまに挑戦。古くなったこまをひとりが回し、それをめがけて次々とこまをたたきつけます。昔のこまは当てられたり固いところにぶつかるとよく割れていましたが、今のこまは材質が良くなかなか割れません。みんな汗だくです。

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