大規模災害の被災地で活用できる移動式のトイレ・トレーラーを配備する自治体が広がっています。千葉県君津市が導入したトレーラーは全長5.65m、幅2.4m、洋式の水洗トイレ4室と給水・汚水タンクを備え、電気は太陽光発電とバッテリーで賄い、水と電気が途絶えた状況でも1200〜1500回の使用が可能とのことです。地域で複数の自治体が備えれば、緊急時には被災地へ周りの自治体が支援出動し、助け合うことができます。
導入費用は(概ね)消防庁の緊急減災・防災事業債を適用可能で、7割が地方交付税交付金に算入されます。2016年の熊本地震では不潔なトイレを避けて飲食を控え、持病が悪化した被災者が多数いたといいます。関連死等を防ぐためにも本市への導入を検討すべきと考えます、