太宰府市議会議員
Kadota Naoki
門田 直樹
議会報告&雑記
令和4年(2022年)
 
両筑衛生施設組合
10月31日(月)
 
 令和4年度第2回両筑衛生施設組合議会定例会が、久留米市北野町の生涯学習センターで開かれ、専決処分の承認2件と令和3年度一般会計歳入歳出決算認定について審査を行い、それぞれ承認、認定されました。
 令和3年度一般会計の総額は歳入191,635,725円、歳出148,057,611円で、歳入から歳出を引いた額は43,578,114円となります。歳出では重油や電力について購入量・使用料が前年度から減少していますが、単価高騰の影響から金額は上昇しています。
 構成市町における下水道の普及に伴い、し尿・浄化槽汚泥受入の減少傾向が続くと考えられますが、重要なライフラインの一役を担う施設として、今後も維持・運営されていきます。
 
ふれあいウォーク
10月29日(土)
 
 日本遺産「西の都」ふれあいウォークの開会式に参列しました。
 このイベントは日本遺産「西の都」プロジェクトとして観光庁の看板商品創出事業として採択され、福岡県と太宰府市の支援を受けながら、ウォークをはじめ古代史講座やツアーなども連動させる事業です。
 晴天の中、ロング:17Km、ミドル:12Km、ショート:7Kmの各コースごとにスタートし、全体では2014名の参加者とのことです。
 本市の新しい名物イベントとして定着してほしいと思います。
 
県議長会
10月24日(月)
 
 第165回福岡県市議会議長会が、行橋市で開かれました。
 新任議長の紹介、事務報告に続き、県北議長会提出の1号議案(下記)と、先日うきは市で開催の県南議長会提出の2号議案(10/17掲載)を審査し、両議案共に原案の通り決定しました。
 それぞれ九州市議会議長会へ提出されます。
  第1号議案  
 
外国籍の子どもたちに対する日本語教育の充実について
 
   外国籍の子どもたちが、日本語を学べないまま授業内容を十分に理解できなかったり、学校に馴染めなくなることがあってはならない。  
   昨年度実施された文部科学省の調査では、公立の小中学校において、通常の授業とは別に日本語の指導を必要とする外国籍の子どもたちが4万7千人を超え、1991年の調査開始以降最多を記録した。また、親の国際結婚などに伴い、日本国籍を有しているものの言葉の指導などが必要な子どもたちが過去最高となる1万人を超えた。  
   では、彼らの普段の学校生活はどうであろうか。クラスメイトとの会話は成り立つが、授業での理解が十分ではない児童生徒も多いと聞く。漢字に触れることで日本語の難しさを感じてしまうことが 一つの要因かもしれないが、やはり大切なことは、児童生徒の実態やその背景、日本語の習得状況などを念頭に置きつつ、一人ひとりに応じた指導方法を確立するなど、きめ細かな対応が求められていると捉えている。  
   これらの課題に向けた支援策を検討すると、自治体や学校の取り組みに加えて、地域の大学、企業、国際交流団体などと連携を行いながら、積極的にボランティアの活用を図るなど、基礎自治体として日本語の指導を支援する枠組みの創設など柔軟に取り組むことが 必要であると考える。  
   教育現場において、日本語の指導が丁寧に行われ、かつ、様々な 配慮が行き届く人員の配置を求めるとともに、日本語を指導する枠組みの創設などに必要な予算措置を講じられるよう要望する。  
 会議の後、第30回議長会研修会が行われました。
 講師は行橋市文化課長の小川秀樹氏、演題は『古代の山城「神籠石」の謎を探る』。
 先日、韓国の扶餘で日本(倭)と百済の歴史に触れましたが、改めて古代の東アジアの構図について学びました。古代の山城や神籠石(こうごいし)は、白村江(663年)での敗退後、天智天皇により国家体制が変革され、「倭国」から「日本」となっていく激動の時代を象徴する重要な遺跡です。
対馬市
朝倉市
みやま市
糸島市
筑紫野市
 
戦没者慰霊祭
10月22日(土)
 
 令和4年度太宰府市戦没者慰霊祭が開催され、市議会を代表して、戦没者の御霊に謹んで追悼の誠を捧げました。
 先の大戦において戦没された英霊の皆様におかれては、ひたすら祖国の興隆と日本国民の安泰を念じつつ、国の御楯として国難に殉ぜられました。
 その崇高なご精神は、永く後生に語り継がれ現在のこの平和な社会を築かれた礎として、我が国の歴史に深く刻まれているとともに、国民のすべてが感謝してやまないところであります。
 
第17回全国市議会議長会研究フォーラムin長野
10月19日(水)
 
 全国の正副議長をはじめとする市議会議員等2,036名が参加しています。
 19(水)、20(木)の二日間行われ、今日は冨山和彦:IGPIグループ会長による基調講演を行い、その後、人羅格:毎日新聞社論説委員をコーディネーターに、岩ア尚子:早稲田大学電子政府・自治体研究所教授、牧原出:東京大学先端科学技術研究センター教授、湯淺墾道:明治大学公共政策大学院ガバナンス研究科教授、寺沢さゆり:長野市議会議長をパネリストとして「地方議会のデジタル化の現状・課題と将来の可能性」をテーマにパネルディスカッションを行いました。
 明日は、谷口尚子:慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授をコーディネーターに、金澤克仁:取手市議会議長、板津博之:可児市議会議長、林晴信:西脇市議会議長を事例報告者として「地方議会のデジタル化の取組報告」をテーマとした課題討議を行います。
 
県南議長会
10月17日(月)
 
 第132回福岡県南市議会議長会が、うきは市の「るり色ふるさと館」で行われました。
 議案は「保育士の処遇改善について」で、原案の通り、24(月)に行橋市で行われる福岡県市議会議長会提出議案と決定しました。
  第1号議案  
 
保育士の処遇改善について
 
   近年、女性の就業率の上昇などを背景に保育ニーズが高まる中、次代を担う子どもが心身ともに健やかに育つためには、幼児期に安定した質の高い保育を提供するための環境整備が不可欠である。
 こうした中、国の「新子育て安心プラン」では、約14万人分の保育の受け皿整備に必要となる保育人材の確保を含め、処遇改善のほか、新規の資格取得、就業継続、離職者の再就職の支援に総合的に取り組むとしているが、人材確保と同時に保育の質の確保・向上を進めるためには、特に処遇改善は重要な課題である。
 保育士の確保及び保育の質の確保・向上を推進するため、国においては、下記の事項について、特段の措置を講じられるよう強く要望する。
 
 
 
 
  子ども・子育て支援新制度について、今後、制度の改正など所要の措置を講ずる場合には、国と地方との協議に基づいて実施するとともに、地方の負担を増加させることのないよう、国が責任を持って、必要な財政措置を講ずるとともに、市町村への支援体制を構築し、必要な支援を行うこと。
  保育の質をより良好なものとするため、保育所の職員配置基準の改善及び職員の処遇改善に必要な財源措置を図ること。
  保育士の賃金水準などの地域間の格差を是正する公定価格の地域区分は、実情に即したものとは言えないことから、地域の実情を踏まえた制度の見直しを行うとともに、賃金水準の格差を是正するための補填を行うこと。
 
 
万葉大茶会
10月15日(土)
 
 令和の万葉大茶会2022鳥取大会(鳥取市)に楠田市長、関係職員とともに参加しました。
 来年は太宰府市での開催です。どのような内容にするのか慎重に検討します。
 プレゼンテーションでは、ビデオによる市の紹介と市長の説明&PRに続き、私も次回開催地の議長として挨拶いたしました。
 
 
安全安心まちづくり推進大会
10月11日(火)
 
 午後から筑紫地区安心まちづくり推進大会が春日市ふれあい文化センターで開催されました。
 開会式に続いて150名の方々が表彰され、第2部では安全安心ミュージカル〜ニセ電話詐欺の巧妙な手口〜が4名の職員(巡査)で演じられ、最後は福岡女子商業高校ダンス部も加わり大変盛り上がりました。笑いの中にも犯罪者の巧妙な手口が理解できました。
 
議会行事
 
10月11日(火)
 
議会運営委員会
  12月定例会会期内日程計画表の変更について
  議会申し合わせ事項について
  予算決算の委員会付託について
  議会基本条例の点検について
定例議員協議会
  12月定例会会期内日程計画表の変更について
  意見交換会(11/13開催)の役割分担について
  その他(報告事項)
 
扶餘郡
10月7日(金)〜9日(
 
 百済文化祭に合わせ、姉妹都市「扶餘郡(大韓民国・忠清南道)」を訪問し、姉妹都市承継10周年記念調印式を行いました。扶餘と太宰府は1978年に扶餘邑(ゆう)と姉妹都市盟約を締結し、2012年の「扶餘郡」との姉妹都市承継を経て今年で44年になります。
 私も24年前、1998年の百済祭りに太宰府市訪問団の一員として参加しました。
 滞在中は郡守様をはじめ多くの方々から歓待を受けました。心より感謝しています。
パク ジョンヒョン 郡守
ソ ミョンス 副郡守
ジャン ソンヨン 議長
 
全国高速自動車道市議会協議会
10月6日(木)
 
 全国高速自動車道市議会協議会第1回理事会に出席しました。会場は東京都千代田区の全国都市会館2階大ホールです。
 この協議会は全国市議会議長会にある4協議会の1つで、高速自動車道の建設促進と通過市共通の問題を総合的に調査研究し、この解決を図るための行財政上の具体的方策を協議するとともに、その実現を強力に促進することを目的とし、全国市議会議長会で事務を取り扱っています。現在、加盟市は318市、福岡県は久留米、朝倉、小郡、筑紫野、太宰府の5市で、太宰府市が理事となっています。
 今回は、「高速道路建設・整備促進等に関する要望書」と今後の会議・要望活動日程等について協議し決定しました。また、依田秀則国土交通省道路局高速道路課高速道路事業調整官より「高速道路を取り巻く最近の情勢について」、説明を受けました。
     
 
高速道路建設・整備促進等に関する要望書
 
     
   高規格幹線道路は、新型コロナウイルス感染症が長期にわたり国民生活を脅かす中においても、我が国の経済活動を維 持するための大動脈として重要な役割を果たしている。また、 頻発・激甚化する自然災害に対して、避難や救急救命・復旧活動等の役割を果たし「命の道」としての機能を発揮している。
 しかしながら、高規格幹線道路網の進捗率は近年高まっているものの、整備が大幅に遅れている区間が未だ多く残され、 未整備区間における経済振興や大規模災害時の支援に対する重大な課題となっている。
 また、既存区間においては暫定2車線の4車線化や老朽化 対策、防災機能の強化などが急務となっている。よって、下記事項を実現されるよう強く要望する。
 
 
 
  1 建設促進について  
 
  (1)  ミッシングリンクを解消するため、高規格幹線道路 網14,000キロメートルの早期整備を図るとともに、安定的に道路整備等を実施できるよう、財源の確保に万全 を期すこと。また、高規格幹線道路と一体となって高速交通体系を成す地域高規格道路の整備についても、十分な財源を確保すること。
  (2)  企業活動の向上をはじめ、物流の効率化や観光産業 の活性化、大規模災害対応のため、整備の遅れている地域への一刻も早い着工を図ること。
  (3)  安全性の確保や緊急時の対応のため、暫定2車線区間の4車線化の早期整備を図ること。
 特に、優先整備区間の4車線化については、整備を遅 らせることなく、可能な限り早期かつ着実に実現を図る こと。
 
  2 安全対策の推進について  
 
  (1)  防災対策等の推進について
   
 防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策に必要な予算・財源を安定的・継続的に確保し、計画的な事業の推進を図ること。
 地震や豪雨、豪雪などの災害時においても交通機能が維持できるよう、盛土崩落防止や除雪対策など高速道路の一層の危機管理強化を図ること。
 高速道路を利用した津波や洪水の緊急避難所など、防災に資する対策の推進を図ること。
 緊急物資の備蓄や支援物資集配の拠点化など、災害 時におけるサービスエリア・パーキングエリアの防災支援機能の強化を図ること。
  (2)  老朽化対策等の推進について
   
 橋梁やトンネル等の老朽化する道路施設の更新事業は機能強化を併せて実施すること。また、更新事業の実施に当たっては、交通規制による周辺道路の渋滞を軽減するため、地域の実情に応じた適切な規制方法等を検討すること。
 重大事故発生防止のため、損傷が深刻化する前に修繕を行う、予防保全への転換に向けて十分な財源を確保するとともに、維持管理・更新に関する新技術の開発・導入について一層の支援を図ること。
  (3)  事故防止対策等の推進について
   
 高速道路建設に当たっては、陥没事故等により住民に不安が生じないよう十分な対策を講じること。
 大型トラックや高速バス等による重大事故防止のため、万全の安全対策を講じるとともに、高速道路逆走事故についても、サービスエリア及びパーキングエリアへの遮断機の設置など、具体的な防止対策を図ること。
 中央分離帯未設置区間においては、衝突事故の防止のため、ワイヤロープの設置など、当面の緊急対策を迅速に実施すること。
 高速道路における安全性向上や渋滞解消に寄与する、ASV(先進安全自動車)技術搭載車両に対する通行料金割引等の優遇措置を図ること。
 
  3 高速道路の機能向上と利便性の拡大について  
 
  (1)  渋滞多発箇所における道路拡幅や交通状況に応じた車線運用等により、渋滞損失を軽減し、高速道路の機能を最大限に発揮させること
  (2)  渋滞や交通規制などの交通情報を運転者が詳細に把握できる通信システムの構築を推進すること。
 特に、近年増加している豪雨や豪雪に対する、緊急情報の迅速な周知を徹底して図ること。
  (3)  物流拠点や観光地などへのアクセス性向上に資するインターチェンジの整備促進を図ること。
 なお、インターチェンジの整備に当たっては、地域の要望を十分踏まえるとともに、取付道路等周辺交通環境にも配慮すること。
 また、高速道路外の道の駅への一時退出を可能とする 「賢い料金」実験の対象を、希望する各地域へ拡大する こと。
  (4)  利用者の利便性の向上のため、サービスエリアやパーキングエリア及びガソリンスタンドの空白区間の解消を図ること。
 また、サービスエリア及びパーキングエリアについては地場産品の販売など、地域活性化に資するための施設となるよう支援を行うこと。
  (5)  観光をはじめとした地域経済の活性化につなげるため、対象エリア内において自由に乗り降りが可能となる高速道路周遊パスの取り組みを推進すること。
 
  4 料金制度について  
 
   高速道路料金制度については、料金体系の見直しによる発現効果や課題等を十分検証しながら運用を図ること。
 
 
秋思祭
10月5日(水)
 
 秋の恒例祭事「秋思祭」に参列し玉串を捧げました。
 御祭神、菅原道真公の詩にある「恩賜の御衣」は私の母校、二日市小学校の校歌(2番)に出てきます。「天拝山に照る月は恩賜の御衣をささげつつ君を思いし菅公の清き心の鏡かも」・・懐かしい..。
 
市民ソフト大会
10月2日(
 
 太宰府市民ソフトボール大会の開会式(松川)に出席し、激励の挨拶を述べました。
 大会は今年で39回目を迎えますが、コロナ禍の影響により3年ぶりの開催となり、今回は市制施行40周年記念大会として、18自治会・300余名の選手・関係者が参加されました。
 
 
アクティビティセンター・コミュニティホール 『さいふ』
10月1日(土)
 
 社会福祉法人「宰府福祉会」の障害者支援施設「宰府園」内に建設されたアクティビティセンター・コミュニティホール「さいふ」の落成式に来賓として出席しました。
 「アクティビティセンター」は、障害のある人が生活訓練や創作活動、就労訓練や生産活動、スポーツレクリエーション、健康・文化活動等の社会参加活動に取り組むことを支援し、
 「コミュニティホール」は、利用者の日中活動やレクリエーションとしての利用、地域住民の福祉活動等への貸出等の他、災害発生時の利用者・在宅者および地域住民の要援護者を受け入れる福祉避難所としての活用、また様々な地域福祉活動のために活用されます。

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