太宰府市議会議員
Kadota Naoki
門田 直樹
市議会ブログ&雑記
平成24年
 
8月31日(金)
 
保護司研修会
 筑紫保護区の定例研修会が春日市で行われました。
 以前は年6回だったのが今年度から年4回になりました。助かります…

 今日の研修は段階別処遇についてです。保護観察では事件の内容や対象者の生活の状況に応じて処遇が決められ、または変更されます。
また観察は何種類かあるのですが、一部を除きそれぞれに良好・不良の措置があります。
 少年の場合良好な状態が続けば解除の検討を行いますが、逆に遵守事項を守らないようだと、警告や施設送致申請、家庭裁判所への通告などの不良措置を講ずることもあります。

 対象者が犯罪や非行を犯すようになるまでには多くの分岐点があったと思います。
 そこで相談できる人や安心できる居場所があれば、違った方向に行っていたかもしれません。
 ただ保護司にも各自の力量があり、私などは困難な事例に立ち往生することがしばしばです。
 しかし対象者に自覚や希望が見えてきて良好、解除となったときはとても嬉しいものです。
 今後も微力ながら更生の手助けを続けていきたいと思います。   

 
8月29日(水)
 
議会運営委員会
 平成24年度太宰府市議会第3回(9月)定例会の会期、日程、議案等について審議し、以下の通り決まりました。

 1 会期  9月3日(月)から9月26日(水)までの 24日問

 2 会期内日程
  (1)本会議
   〔1日目〕  9月 3日(月) 午前10時 提案理由説明
   〔2日目〕  9月 5日(水) 午前10時 質疑・委員会付託
   〔3日目〕  9月13日(本) 午前10時 一般質問
   〔4日目〕  9月14日(金) 午前10時 一般質問
   〔5日目〕  9月26日(水) 午前10時 報告・質疑・討論・採決

  (2)常任委員会
   総務文教常任委員会  9月 7日(金)午前10時
   建設経済常任委員会  9月10日(月)午前10時
   環境厚生常任委員会  9月11日(火)午前10時

  (3)特別委員会
   携帯電話中継基地局調査研究特別委員会 9月3日(月)議員協議会散会後
   議会基本条例(議会改革)特別委員会    9月5日(水)議会運営委員会終了後
   佐野東地区まちづくり及び(仮称)JR太宰府駅設置特別委員会 未定
   総合体育館建設問題特別委員会 未定
   議会広報特別委員会 9月27日(木)〜10月9日(火)

  (4)決算特別委員合
   〔1日目〕  9月 3日(月) 本会議散会後
   〔2日目〕  9月19日(水) 午前10時
   〔3日目〕  9月20日(木) 午前10時
   〔4日目〕  9月21日(金) 午前1O時(予備日)

  (5)決算考査
   9月 3日(月) 全日程終了後
   9月 4日(火) 午前10時
   9月18日(火) 午前10時

  (6)議会運営委員会
   9月 5日(水) 本会議散会後

 3 議案等の審議順序
事件番号
所管課
付託委員会
付議月日
採決
議 案 第38号
経営企画課
9月3日
9月3日
 〃   第39号
建設課
建設経済
9月26日
 〃   第40号
観光交流課
建設経済
 〃   第41号
環境課
環境厚生
 〃   第42号
各所管課
分割付託
 〃   第43号
高齢者支援課
環境厚生
 〃   第44号
人権敦策課
環境厚生
認 定 第1号
経営企画課
決算特委
 〃   第2号
国保年金課
 〃   第3号
国保年金課
 〃   第4号
高齢者支援課
 〃   第5号
人権欧策課
 〃   第6号
上下水道課
 〃   第7号
上下水道課
報 告 第8号
経営企画課
 〃   第9号
上下水道課
 〃   第10号
上下水道課

事件番号
事件名
付託委員会
付議月日
採決
発 議 第4号 太宰府市議会政務調査費の交付に関する条例の全部を改正する条例について
9月26日
9月26日
意見書 第4号 少人数学級推進、義務数育費国庫員拒制度拡充を求める意見書
総務文教
9月5日
9月26日
  
 
8月27日(月)
 
議会改革特委協議会
 「太宰府市議会政務調査費の交付に関する条例(案)」について審議しました。
 改正点は会派に属さない議員の取り扱い、基準日の設定、報告書の保存期間を5年とすることなどです。

 政務調査費については名称を「政務活動費」に変え、調査研究に「その他の活動」を加え、具体的な範囲は各自治体が条例で決めるとする地方自治法改正案が参院でも成立する見通しです。
 このため本条例改正について各委員の考えを確認しましたが、同法の成立から施行まで時間がかかるとみられることもあり、予定通り進めていくことになりました。

議会基本条例
 議会改革特委の作業部会として議会基本条例の前文を検討しました。
 私は、条例が必要な理由と課題を明確にし、
その上で議会の位置づけ、自治基本条例との関係、目的と手段を盛り込んでいこうと主張しました。  9月議会の本会議2日目終了後に委員会が開かれますが、私が見た限りでは委員の考えが「実効性のある条例が必要」と、「必ずしも必要でないが、作るなら理念に留めるべき」とに二極化してきています。
 厳しい議論になっていくと思いますが、数での決着ではなく全委員の合意、そして議会全体で覚悟と責任をもって自分たちのルールを作っていくために全力を尽くします。


 
8月26日(日)
 
全国政策研究会in福岡
 自治体議員政策政策情報センター(虹と緑)主催の政策研究会が福岡県教育会館でありました。
6月頃「議員発議の条例に対し、市長が拒否権(再議)を発動した問題」について、この研究会で話してくれと依頼され、あまり深く考えずに引き受けました。
当初は小さな集まりかと思っていましたが、北海道から沖縄まで全国から議員や自治体職員が集まり、2日間の研修は盛況のようでした。

 私は研修には参加せず2日目の分科会で「議会提案の携帯基地局条例をめぐる再議問題」として報告をしました。
分科会では小さな部屋に50人を超える出席者があり、「なぜ市長は反対するのか?」、「市民との協力関係は?」、「今後の見込みは?」など多くの質問がありました。

 他にも政治倫理条例の制定についての報告や、各地の議会改革の動きなど貴重な情報を得ることができました。

私の報告資料 → PDF   当日のチラシ →  

再議問題の報告

 
8月25日(土)
 
愛校作業
 今日はキツイ1日です。早朝のポパイクラブ(おやじの会)による草刈り作業に始まり、10時から昼まで見守り講習、昼から拳法の練習、5時から肝試し会場の設営、夜は明日の研修会の原稿作成と休む間もありません。
 とはいえ好きなことをやっているので楽しいのですが…。

 PTA主催の親子除草ということで、ほとんどの子どもと親がペアになって草取りをします。
我々は手作業では追いつかない草むらや斜面の草を機械で刈り払います。
けっこうしんどいのですが特に斜面は足が滑りそうでバランスをとるのが難しく体力を使います。

 ところで国分区には溜池が5つあり、年に数回水利組合の方たちが土手を刈っています。
いつも手際よく広い面積を短時間で刈り上げておられますが、皆かなり高齢で感心します…。

草刈り

見守り活動講習会
 子供たちの登下校の列に車が突っ込むなど通学路での事故が多発しています。
また不審者もあいかわらず出没しており、子供たちを
見守る地域活動が児童への事故や犯罪の抑止力として重要性を増してきています。
 校区協議会では@通学路の安全確保、A不審者対策、B自転車の交通ルール変更、C太宰府市における災害、について第3回講習会を開催しました。

 まず街頭における交通指導の要領を、筑紫野警察署交通企画課の女性警察官お二方が、歩行者や自転車に対する指導、車両への対応法など具体的に分かりやすく説明されました。
街頭交通指導は警察官のように法律上の権限を持って行うものではなく、あくまでも歩行者を安全に横断・歩行できるように指導する立場から、通行車両や地域住民の協力を得て行うものであること、保護誘導時には速度と停止距離、車の死角、内輪差に留意が必要だと理解しました。

 太宰府市における災害と防災について市の防災専門官が過去の災害と近年の傾向を分析され地域が一体となった対応を求めるとともに、通学時の地震対策についても詳しく説明されました。

お化け屋敷
 国分小PTA主催の映写会と肝試し(お化け屋敷)が行われました。

去年はホラー系を上映して「怖すぎた」ということなので、今年は「トムとジェリー」にしました。
 肝試しは理科室と音楽を中心に設営するのですが、難しいのはお化け屋敷で、高学年になると全然怖がってくれません。かといってあまり怖くすると低学年が泣き出します。
 結局いつものレベルでしたが子供たちは大喜びでした。

 
8月24日(金)
 
9月定例会の告示
 議案は以下の通りです。
議 案 第38号 専決処分の承認を求めることについて(平成24年度太宰府市一般会計補正予算(専決第1号))
 〃  第39号 市道路線の認定について
 〃  第40号 太宰府市国際交流振興基金条例の制定について
 〃  第41号 太宰府市環境美化センター条例の一部を改正する条例について
 〃  第42号 平成24年度太宰府市一般会計補正予算(第2号)について
 〃  第43号 平成24年度太宰府市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)について
 〃  第44号 平成24年度太宰府市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)について
認 定  第1号 平成23年度太宰府市一般会計歳入歳出決算認定について
 〃   第2号 平成23年度太宰府市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について
 〃   第3号 平成23年度太宰府市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について
 〃   第4号 平成23年度太宰府市介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について
 〃   第5号 平成23年度太宰府市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算認定について
 〃   第6号 平成23年度太宰府市水道事業会計剰余金の処分及び決算認定について
 〃   第7号 平成23年度太宰府市下水道事業会計剰余金の処分及び決算認定について
報 告  第8号 地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく平成23年度太宰府市健全化判断比率の報告について
 〃   第9号 地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく平成23年度太宰府市水道事業会計資金不足比率の報告について
 〃  第10号 地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく平成23年度太宰府市下水道事業会計資金不足比率の報告について
 29(水)の議会運営委員会で日程を協議、9月3日(月)の本会議初日に提案理由の説明が行われます。
 

 
8月23日(木)
 

第8回まちづくり市民会議
 お通夜に出席した後、急いできたのですが、午後7時の開始に1〜2分遅れました。
受付に来ると資料が無いので、くれるように言うと出してくれました。「なぜ置いてないの?」と聞くと、「7時で傍聴の受付は締め切っています。」と職員が言います。
少しおかしいと思ったので「若干遅れたからと言って締め出さなくてもいいじゃないか。」というと、「決まりですから。」とのこと。
 遅れた私が悪いのですが、議員にしてこの態ですから一般市民への対応が気になります。
 ここ(受付)で議論してもあまり意味がないので切り上げましたが、市民が主役であることをどう市政に反映させるかを論じる市民会議の裏側に、市(執行部)の本音が見えるような気がしました。
市職員は役所から中央公民館へ徒歩3分かもしれませんが、一般市民にしてみれば残業がなくても仕事が終わって電車とバスを乗り継ぎ、あるいは渋滞の中車を走らせてやっと来ているのです。
会場が狭い、席が足りないというならまだわかりますが、傍聴席はいつもガラガラです。

 前から感じていたことでこのブログでもたびたび取り上げていますが、太宰府市は情報公開の中でも、意思決定の過程については消極的です。
また以前、新聞(H23/12/20読売)で36年間もの間、職員の懲戒処分を公開していなかったとして、「隠蔽体質」と断じられています。
 そのような中「まちづくり市民会議」は職員が多数入るなど構成に疑問はありますが、市民参加で一般公開の下議論がなされており、これは画期的なことです。
市民参画と情報公開は表裏の関係です。私たち議員は必要ならどんどん資料請求や説明を求めますが、一般市民は職員から「ダメ」や「決まり」といわれれば諦めることが多いと思います。
この会議は条例や規則で細かく規定されたものではありません。なるべく多くの参加者や傍聴者が望めるよう配慮していただきたいと思います。

 さて本題ですが、今回の市民会議は幹事会からの報告の後「分析から条例への道筋」として他市の条例が紹介され今後の議論のまとめ方について検討がありました。
また「情報共有の分析結果」として各班から出た課題、現状、解決法などが配付され、今回は特に市議会についての議論が中心となりました。各班の発表(聞き取り)をまとめると、

 ・資質の問題 ・反問権が必要 ・任期を2期まで ・日当制の導入 ・議員の点数付 ・欠格条項を設ける
 ・運営について疑義 ・執行部と馴れ合い ・案件により夜間開催 ・議員を育てることも必要
 ・職務の明確化 ・住民と距離がある ・評価が必要 ・土日の開催 ・活動報告会
 ・二元代表制の在り方 ・執行部と議会、市民のバランス ・情報公開の内容
 ・立法と監視・質の向上(競争) ・夜間開催の定着 ・アドバイザーの利用 ・報告やレポートの義務化 ・議員の賛否と履行の詳細な情報
 ・議員と市との距離 ・議会だよりが不十分 ・会議録の設置場所 ・質の向上(市民の意識が低い) ・自治会主催の議員討論会
 ・公聴会(報告会?)をすべき ・市民の利益のために頑張れば18名が多いとまではいえない

 重複も含め、厳しい意見が並んでいます。
既に対応しているものや議会改革特別委員会で議論中のものもありますが、市民会議としての結論の行方を注視していきたいと考えています。

 ところで、8/10付で議長から全議員に市民会議傍聴の依頼が(文書で)ありました。
幹事会から要望書が提出され、原田座長が直接お願いに来られたのを受けてのことです。
しかし議員の出席は議長を含め8名でした。ちなみに携帯基地局条例と総合体育館建設問題で執行部と同意見の議員は一人も出席していません。

基地局条例に反対、総合体育館建設関連費の減額修正に反対の意味

 
8月22日(水)
 

家族旅行
 家庭サービスはいつも近場で済ますのですが、前からの約束で夏休みの一泊旅行に行きました。
今年は熊本県小国町の杖立温泉です。初日は「遊水峡」、二日目は「鍋ヶ滝」で遊び、帰りは道の駅で野菜をたくさん買い込みました。

 「遊水峡」は全長300mのウォーター・シュート(川滑り)やキャンプ場・コテージなどがあり、たくさんの子供連れで賑わっていました。
 料金は入園料が大人300円、子供200円、駐車料500円。経営は民間のようです。

 「鍋ヶ滝」は滝の裏側を通ることができ、お茶のCMで有名になりました。
 立派な駐車場と通路、展望台やトイレが整備されていますが、全て無料です。

遊水峡 鍋ヶ滝

 
8月21日(火)
 
「発言変更は言論の危機」
 議会広報誌に関して興味ある記事が出ていました。


「発言変更は言論の危機」議会だより原稿の削除、修正
江上市議が公開質問状

 福津市議会の江上隆行議員(63)=無所属=が「議会だより ふくつ」を編集する議会広報調査特別委員会に、一般質問の掲載を巡り「市長、議員の発言を 変更しようとするのは言論の危機につながりかねない」として説明を求める公開質問状を出していたことが分かった。

 江上議員は「『小山市長が市の将来を語ったのを聞いたことがない。市長が何をやっているか分からない』な ど市民の批判の声が市長に届いているか」との原稿を提出した。
委員会は@「市民の 批判の声」を「いろんな市民の声がありますが」と柔らかい表現に変えることは難しいかA市長答弁の「市民の期待に応えるために反省している」の「反省」を「努力」に変えるか、「市民の期待に応えるために反省している」の削除ができないか、を打診してきた。
江上議員は「原文でお願いします」と回答 した。ところが、委員会から届いた草稿は、別の質問についての市長答弁に対する発言に変えられていた。このため再度、原稿通りの掲載を要求した。

 最終的に原稿通りに掲載されたが、江上議員は、原稿の表現や内容が変えられようとし たことに疑問を抱き、@原稿を修正しようとする意図や理由、A議会だよりの編集の位置づけなど7項目について文書(先月24日付)で責問した。
  これに対し委員会は今月6日付で江上議員に「報告」を郵送。「結果として原稿をそのまま掲載しており、回答はしかねる」と拒否している。榎本委員長は「あくまでも校正段階のものであり、原稿確認のやり取りの1つと して捉えている」と話した。

  江上議員は「委員会には事実に基づく記事の内容を変える権限はない。結果ではなく、経過が問題だ。看過すれば言論の府である議会の危機を招きかねない」と話している。(以下略)

(平成24年8月21日 毎日新聞)

 よその議会のことで、論評等は控えるべきかもしれませんが、私が同じ立場なら当然問責し、うやむやにしません。
 議員は少なくとも市民の代弁者です。その発言が本人の意思に反し変えられるというのは考えられません。

 
8月20日(月)
 
本当に怖い電磁波の話
 加藤やすこさんの新著(植田武智氏との共著)が出ました。
 目次を紹介します↓。興味のある方は是非お買い求めください。
本当に怖い電磁波の話

(執筆者プロフィール)
植田武智(うえだ・たけのり)
1962年生まれ。科学ジャーナリスト。食品の安全性や健康食品のエビデンス、シックハウス・電磁波などの環境リスクについて独自の取材・調査を行ない、『週刊金曜日』やマイニュースジャパン(www.mynewsjapan.com)などに記事を連載している。危険性を示唆する情報には敏感に対応し、インチキくさい健康情報には厳しく対応することをモットーとし、独自の情報提供サイト(www.uedatakenori.com)を準備中。主な著書に『危ない電磁波から身を守る本』『しのびよる電磁波汚染』『危ない健康食品から身を守る本』(以上コモンズ)、『安心安全食品ガイド』(洋泉社)など。

加藤やすこ(かとう・やすこ)
1966年生まれ。環境ジャーナリスト。電磁波と化学物質過敏症を発症し患者会「いのち環境ネットワーク(旧称:VOC一電磁波対策研究会)」を設立。 会報やホームページ(http://homePage3.nifty.com/vocem/)を通じて発往者への情報提供を行なうほか、過敏症の社会的認知を高めるために活勤している。著書に『電磁波過敏症を洽すには』、『電磁波・化学物質過敏症対策』、『ユビキタス社会と電磁波』、『危ないオール電化住宅』(いずれも緑風出版)、『電磁波から家族を守る』(建築ジャーナル)、訳書に『電磁波汚染と健康』(緑風出版)。

(目次)
第1章 電磁波は本当に危険なのか?−今起きていること、わかったこと−
1 世界保健機関が”危険”の評価
2 ヒトヘの有害性はどう判断されるか?
3 ここまでわかった携帯電話の危険性
4 送電線や家電製品からの電磁波は?
5 電磁波過敏症の原因は?
<コラム1> そもそも電磁波とは

策2章 子どもや妊婦など”弱者”を襲う危険 −どんな影響があるのか
1 新生児用の保育器で高い電磁場が
2 電磁波と発達障害の関係は?
<コラム2> 学校のデジタル化で子どもの被曝量が増える

策3章 IH調理器は大丈夫なの?−お母さんのお腹と子どもの頭を直撃
1 IH調理器はなぜ危ないのか
2 IHだけではない中間周波数電磁波の普及
<コラム3> 研究費の出所によって研究結果が変わる!

第4章 スマートメーターの恐怖−欧米では反対運動も
1 スマートメーターは安全なのか?
2 欧米で広がる反対運動
3 国内のスマートメーター導入状況   
<コラム4> 交通機関の電磁波

第5章 携帯電話基地局周辺の実態−深刻な健康被害と反対運動
1 基地局の増加と相次ぐ裁判
2 スカイツリーは大丈夫なのか?

策6章 電磁波から身を守る−対策と全国での取り組み
1 自発的ばく露と非自発的ばく露での対策
2 無線LANの電磁波でも精子に悪影響
   3 基地局設置にルールを!条例制定の動き
4 電磁波過敏症の実情と自分でできる対策

 ※第6章3(太字)には太宰府市の事例が紹介されています。

 
8月15日(水)
 
特攻勇士の像
 今日は終戦記念日です。
お昼にサイレンがなりましたので、息子(小2)と黙祷の後、私が知っている
戦争の話をしました。 が、よく解らなかったようです。

 無理もありません。私自信、「もはや戦後ではない」といわれた昭和31年(1956年)の生まれで、戦後の耐乏期を含め実体験として話せるものは何もなく、書籍や映像、知人からの伝聞をもとに、自分なりの歴史観で説明しているのですから、息子にとって現実感が無かったのでしょう。
しかし学校の勉強とは別に、親から子へ日本の成り立ちと歴史を伝えていくことは重要な責務であり、喜びです。繰り返すことでいつか理解し共感してくれるものと信じています。

 先月ですが、公益法人特攻隊戦没者慰霊顕彰会(東京)が進める特攻勇士の像建立事業に賛同し福岡県でもお祀りしようと「特攻勇士乃像建立福岡県委員会」から協賛の依頼がありました。
 以前、福岡西方沖地震で被害を受けた福岡陸軍墓地の修復に微財を供したことがあり、その関係で案内が来たのだと思います。

 昭和19年優勢な米艦隊に対して、海軍はフィリッピン作戦から特攻作戦を行い、また沖縄戦においては陸海軍による各種特攻が果敢に実施され、実に6000柱に近い方々が死を前提として出撃されました。福岡県からは陸海あわせて300柱以上といわれています。(同案内より)

 戦争を繰り返さないためにも日本がどう戦いどう敗れたのかは記憶し忘れてはなりません。
マスコミは物量や情報量の差、軍部と政府の不和、情報の共有ができていなかったこと、あるいは戦地での非行などについては、次々と新しい事実?を掘り起し報道します。
 しかし軍が使命感と誇りを持ち、兵士は国の繁栄を信じて戦火に身を投じたことを、報道の主題としたものをほとんど見たことがありません。

 歴史については専門家は別として個人では認識の材料も機会も限られます。したがって個人の考えはそれぞれですが、国家としての歴史認識は百年千年の国民精神を支えるものでなくてはなりません。一時しのぎの政治決着は愚の骨頂です。

 拙文かつ要領を得ないので「門田は右翼か?」といわれそうですが、そもそも右や左といった「決めつけ」は意味がありません。
 私がいいたいのは生まれ育った日本と、国を建て発展させてきた我々の祖先、そして元寇の昔から国土を死守してきた英霊に感謝と誇りの念を持つのは当然であり、このことは先の大戦とその結果とは別の事(次元)である、ということです。

 案内の建立事業は顕彰会が作成した「特攻勇士の像」を護国神社に贈り、場所を提供してもらい、台座・基礎・説明碑等について地元有志で負担しようというものです。
 今回も僅少ながら協力をさせていただき、建立の暁には息子とともにお参りしたいと思います。

 
8月13日(月)
 

お盆
 今年は初盆参りも少なかったので、朝から古本を引っ張り出して読んでいます。
乱読の類ですが小説では時代物とSFが大好きで、読みだすと時間の感覚が無くなります・・。

 午後からは両親の墓参りに行きました。
亡くなって30年近くになり、私も母の年齢に近づいています。
 また、父が生きていれば今年は満100歳のお祝いです。
生命保険の更新や年金など、余命を考えないといけないのですが、健康に気を付け頑張るしかありません。

 ところで宗派(宗教)の話ですが、私は母方からのカトリック(旧信者)で幼児洗礼を受けました。
最近は多忙?のため教会へはほとんどいっていませんが、降誕祭と復活祭※1はできるだけ家族で行くようにしています。
父は仏教徒(浄土真宗?)でしたが、母との結婚の際改宗しました。
妻は両親がそれぞれ神道と仏教で本人は(宗教は)どちらか分からないといっています。
子供たちは将来自分で判断して決めればいいと思っています。

 宗教については自分なりにいろいろ考えましたが、結局よくわかりません。
要は魂の救済だと思うのですが、必ずしも特定の宗教を信じてその教えに従うことが絶対条件であるとは思えないのです。
宗派にはそれぞれ教理(宗旨)があり、天国や極楽あるいはその宗派が理想とする状態に達するためには、その教えに従い一定のルーチン(決められた事柄)を果たすことが必要です。
 またどの宗派も他宗 (の教義)を否定しています。※2
これでは例えばお地蔵様を信仰しているお婆ちゃんが、勤勉で誠実な人生を送り、善行を積んだとしても、多くの宗派では救済の対象にはなりません。
これは各々の宗派(教団)が自己維持と宗旨の優越性のため、排他的な発展をしてきた結果で、もともとの宗祖や開祖の教えは少し違っていたのでは、と思っています。※3

 『神仏を敬えど神仏に頼らず』といいますが『苦しいときの神頼み』ともいいます。
今の心境は神秘主義と不可知論の間を揺れ動いていますが、多分死ぬまで迷い続けるような気がします・・。

※1 「クリスマス」と「イースター」のことです。
※2 否定しないなら(違いがあったとしても)存在理由が弱い。また直接否定せず全てを含むと説く場合もありますが、優位を主張する以上同じことと思います。
※3 キリストや釈尊(のレベル)のことです。

 
8月7日(火)
 
定例議員協議会
 執行部から、「いきいき情報センターの駐車場用地の取得についての見通し」と、「学童保育所の運営方法の改善実施」について報告がありました。
 いずれも現在相手方と交渉中ないしは計画の策定中なので、詳細は進捗に応じて後日記載します。

 議員協議会では政務調査費の支給に関する条例の制定について報告がありました。
9月議会に上程しますので議運に先立ち27(月)に議会改革特委で内容の確認を行います。
また発言席の設置について事務局から説明がありました。

携帯基地局小委
 全体会議(委員会)ではなかなか(私以外の)意見が出ず議論が進まないので、小委員会で叩き台や素案を作ってそれを本委員会で議論する、と決まっていたのですが、ここにきてまた「小委単独で議論はできない。本委員会からの指示・付託が必要・・」と言い出すひと(委員)が出ました。

 議会改革特委で「課題はない」という人と同一人物ですが、とにかく市(市長)の意向に沿わない議論はやるべきでない、条例は必要ないといったスタンスです。
激論の結果、小委員会の設置と役割を決定した委員会にこの委員は欠席していて、事情が分からなかったということで決着しました。

 案件は「今後の取り組みについて」で、委員からは@条例の制定を目指すべき、A市の考えを聴いて進める(要綱でもいいのでは)、B先進地の視察、事業者や市民の声を聴き情報収集を行うべき、といった意見がでました。

 議会としては条例を可決した事実があり、それが合議体の意思です。
当然のことながら執行部とは別に(独立して)議論を進めなければなりませんが、3月議会以降市の考えに進展があったかもしれないので、先ずは正副委員長が執行部(副市長と担当部長)と会い、市の考えと今後の予定を聴くことになりました。

 
8月6日(月)
 
議会改革特委
 前回に続き、議会基本条例についての審議です。

 今回も最初に委員各自が基本条例の理念について述べ、議論の方向について検討しました。
その中で議会の現状について、「課題(問題)はない」と主張する側(小数ですが…)と、「様々な課題があり、その解決のための条例だ」とする側の対立がありました。

 課題も問題もないのならわざわざ条例まで作る必要はありません。
 同時にこの特別委員会の目的の一つは、調査、議論を通じて議会の課題を認識し問題を共有していこうというものですから、そもそも委員会自体が不要ということになります。

 今回は条例の理念と目的をわかりやすく示すため「前文」を入れようということになり、その概要について議論したのですが、やはりここで引っかかりました。
 「課題も問題も無い」とする委員(議員)は、「地方分権一括法の施行から、自治体と同様に議会の役割もより重要となり、その責務を明文化する必要も一部生じてきた・・」から、条例の制定も已む無しといっています。
 しかし一括法は平成11年に成立し翌年の施行ですから、そのために条例が必要というなら、あまりに遅い決断です。
 また法定外普通税(本市環境税)をはじめ調査研究の対象が増え、議論が複雑になればそれだけ議決までの過程を市民に対して明らかにする責任(=課題)も生じます。
 個々の条文は「前文」の理念を受けて構成されますから、ここの温度差は重要です。
 結局前文については作業部会を作ってそこで案文を練り、本委員会に示すことになりました。
 作業部会は私を含め5名が決定しました。

 つぎに条例づくりに市民の参画をどう図っていくのか検討しました。
 当委員会では昨年11月に市民との意見交換会(3回)、及び太宰府市民への無作為抽出によるパブリックコメントを実施し、そこでいただいた様々なご意見やご提案を検討してきました。
 まだ消化しきれていないところもありますが、条例に市民の意見を反映するために、@前文と条例の骨子(土台)を作る、A市内の個人、団体に参画を呼び掛ける、B応募した市民を入れ内容につき議論する(公開)、という手順をとることになりました。
 @は年内、Aは年明け、Bは来年4月の予定です。
 もう少し早くてもいいのですが、現在市民会議で審議中のまちづくり条例の議論の推移を見ながら整合性を持たせていきます。

 その他、通年議会、議決事件の拡大、直接民主主義と間接民主主義の並立などについて私から問題提起し、作業部会の検討事項とすることになりました。

 
8月4日(土)
 
夏祭り
 市内ほとんどの地域で今日と明日夏祭りが行われます。
  どこも自治会役員が中心となり地域総出で会場づくりから後片付けまで大変な作業をこなしておられることと思います。

 アンビシャス広場は毎年出店で焼きそばを焼いてたのですが、今年は別のグループがやるということで、同じものはまずかろうと、クレープ(ソーセージ入り)を販売しました。
 私共(男)は要領を得ないので女性陣が活躍していました。売上はアンビシャス広場の運営や子供たちのおやつ代に使われます。

アンビシャス広場出店    花火

 
8月1日(水)
 

作ろう会会報96号
 介護・福祉や市議会について投稿があります。

 掲載の許可を受けましたので是非ご覧ください → PDF


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