太宰府市議会議員
Kadota Naoki
門田 直樹
市議会ブログ&雑記
平成26年
 
10月29日(水)
 
中部十市研修
 平成26年度福岡県中部十市議会議長会議員研修会が古賀市でひらかれ、地域公共交通をめぐる情勢と国及び地方公共団体の課題について、一般財団法人地域公共交通総合研究所理事長で両備グループ代表(CEO)の小嶋光信氏の講演を聴きました。
 日本の地方都市が抱える交通問題と現状について詳しく説明を受け、衰退する地方公共交通や政策への危機感からその再生へ取り組んでこられた事例の紹介と交通政策基本法成立の軌跡について話されました。
 同法及び関連法では、国・自治体・市民と事業者が一体となり、地域づくりの一環として公共交通の維持発展を図るよう大きく変化したということです。
 また地方公共交通の再建スキー厶としては公設民営と公設民託の機能を併せ持った準公設民営方式が最適であること、外出と公共交通機関の利用が歩行障害と認知症のリスクを大幅に軽減し体型維持にも有効なこと、「歩いて楽しいまちづくり」運動のことなど多くを学びました。
 
10月26日(日)
 
ペタンクカーニバル
 市主催の大会が太宰府西中で開かれ、初めて参加しました。
 校区のペタンク大会やサマーナイトペタンクには毎年参加していますが、この大会のことは全く知りませんでした。第20回だそうです・・
 競技では自治会長、評議員とAチームを組み、先ず2連勝!
 決勝トーナメントに進み1回戦は快勝したものの2回戦で惜敗、3位決定戦もずるずると負けてしまいました・・。 時折強い日差しが注ぐなかで各チーム健闘し、国分からはBチームが優勝しました!
 
10月19日(日)
 
宮座
 天気晴朗の中、衣掛天満宮の宮座(秋祭り)が開かれました。
 昔は国分寺あたりは農家が多いので村、衣掛天満宮前の通り(上水城・かんみずき)は商家が並んでいたので町といってたそうです。
、今でも国分と衣掛2つのお宮はそれぞれの特徴を持ちながら活動を続けておられます。
 これからも子々孫々伝統を伝え、灯明を護っていただきたい。
 
10月18日(土)
 
土曜授業の復活?
 今日は「教育の日」で、学校(授業)があるようです。
 「ゆとり」からの脱却ということには全く賛成で、授業時間数の増も然るべきと考えますが、実施の方法については多くの意見を聴き、慎重に議論すべきです。
 というのも土曜の休みは既に定着しており、家庭内の予定はもちろん、地域での各種行事、少年スポーツ、NPO等の自然体験や文化学習など様々な活動が土曜日に行われています。
 効率の面からも半ドンでいいのか、職員の体制や負担増はどうなのか、など疑念があります。
 
10月15日(水)
 
新聞週間
 新聞(セット)を3紙(読売・毎日・西日本)とっています。
 朝の5時頃には届いていますので食事前に3紙を読み上げるのが一日の仕事の始まりです。
 他にも週刊・月刊の機関紙がいくつか届くので全部を読み込むのは大変…。

 各紙とも地域に関する記事では事実関係を中心にそれぞれの視点で書かれており、本市に限らず議会や市政に関する記事は見落とせません。
 しかし、国政や文化、歴史については時に正反対の論調です。
 一人の人間ですから議員としての考えと一個人としての感想は不可分というか整理が難しいところですが、文化や歴史、外交、防衛については、私は保守的な考えを持っています。
 ここでいう「保守」とは、変化は慎重かつ穏やかであるべきということで、一切を認めないという「固守」ではありません。

 ところで父は生前、新聞社に勤めていました。写真製版の技師で職人かたぎの人でした。
 懐かしいのが、私が小さいころ、夜勤明けに出来立ての新聞を持ってきてくれたことです。
 今でも朝刊のインクのにおいであのころを思い出します。
 
10月14日(火)
 
定例議員協議会
 4点について執行部の報告を受けました。
   1.新地方公会計制度に基づく財務書類の公表について
   2.8月22日豪雨における被害状況について
   3.小中学校大規模改造工事外完成について
   4.春日大野城衛生施設組合へのペットボトル・白色トレイ処理委託終了について
 
10月12日(日)
 
校区運動会
 台風の影響で開催が危ぶまれました。
 前日までは体育館でやろうということでしたが、朝方なんとかいけそうだと、午前中に時間を短縮して運動場で行いました。

 お昼からは体育館で学業院中学校吹奏楽部の演奏があり、大勢の家族連れでにぎわいました。

宮座
 国分天満宮の宮座(秋祭り)に出席しました。
 早朝から氏子総出で境内の清掃、祭壇や直会の準備などをされ、神事に先立って総会も行われています。
 直会では地元の方々と親しくお話をし、ご年配の方からは昔からのしきたりや出来事などを興味深く聴かせていただきました。
 
10月11日(土)
 
どろんこ祭り
 毎年恒例のどろんこ祭りです。国分小学校の5,6年生が上ノ池で魚を捕えます。
 ポパイクラブ(親父の会) は魚を受け取って軽トラで運搬し、西ノ池で放ちます。
 魚はコイやフナが主ですがブラックバスもたくさんいて、40cm超が2匹獲れました。
 
10月9日(木)
 
総務委視察A
 二日目は札幌市立資生館小学校(都心部子ども関連複合施設)に伺いました。
 資生館小学校は、都心部人口の空洞化により児童数の少なくなった、4つの小学校を統合し平成16年に建てられました。
 都心部という立地条件を生かし、保育所や子育て支援センター、ミニ児童会館を一体化した複合施設です。また太陽光発電や、グラウンドの全面芝生化など、環境にも配慮しています。
 子育て支援総合センターは0才から就学前の子供を持つ子育て家庭やボランティアなどが交流できる場で、子育てに関する相談を受けたり、さまざまな講座や絵本の読み聞かせを行ったり、情報誌や子育てガイドの発行もしています。
 グラウンドの芝生は運動だけではなく様々に役立っているようです。年間の維持費も思ったより少なく、本市でも検討してはと考えます。気候が違うので難しいかもしれませんが・・
 次に苫小牧市へ伺いスクールソーシャルワーカー(SSW)について視察・研修を行いました。
 SSWとは子供たちが日々の生活の中で出会ういろいろな困難を、子供の側に立って解決するためのサポートシステムで、教育や社会福祉に関する専門的な知識や技術を有し、問題を抱えた児童・生徒に対し環境への働きかけや関係機関等とのネットワークの構築など、多様な支援方法を用いて課題解決への対応を図るスペシャリストです。
 SSWの配置及び勤務形態については、スーパーバイザー1名(元児童相談員)が週4日勤務、学校担当(元教員他)が5名で年間130日勤務、不登校担当(カウンセラー)が1名で年間130日勤務、カウンセリング担当(精神保健福祉士)1名で年間130日勤務と説明を受けました。
 同市ではSSWと関係機関の連携によるトータルサポートプラン(対策実践事業)の実施により、児童生徒数の2%程あった不登校事例が大幅に改善されたとのことです。
 
10月8日(水)
 
総務委視察@
 総務文教常任委員会で千歳市の防災学習交流センター「そなえーる」に伺いました。
 千歳市は石狩平野の南端に位置し、人口約9万5千人、面積は594.95平方kmで東京23区と同じくらいの広さ、一般会計は平成26年度の当初予算で約364億円、特別会計と公営企業会計を合わせた合計で約675億円です。
 「そなえーる」はAゾーンにあり、災害を「学ぶ」「体験する」「備える」をテーマに、災害の擬似体験や防災学習を通じて、防災に対する意識を高めてもらうことを目的とし、起震装置、煙避難装置、予防実験装置、避難器具などを備えた施設です。
 全体では「そなえーる」があるAゾーンの他、Bゾーン「学びの広場」、Cゾーン「防災の森」を合わせて総面積が約8.4haもあります。

 建設の経緯については市の三方を取り囲むように陸上自衛隊の基地・駐屯地が位置し、また市街地の傍を戦車等が頻繁に通行する約10kmの公道が通っている状況があり、平成14年度に防衛施設周辺地域の発展に貢献しようという新たな国の高額補助制度「まちづくり構想策定支援事業」が創設されたことから、経路沿道の課題解決と合わせて整備を行ったとのことです。
 総事業費は約21意円、防衛省所管民生安定事業で実施しており、財源内訳は国庫補助率75%で、地元負担分(補助裏)は起債75%、市費25%。

 視察・研修では施設長に概要の説明と館内の案内をしていただきました。
 また千歳市は「防災ハンドブック」を作成し全世帯に配布しておられますが、大変充実し、かつ分かりやすい内容で、多いに参考になりました。
 
10月6日(月)
 
臨時議会(臨時会本会議)
 議会運営委員会は数で押し切られ、臨時会が1日の会期で委員会付託もなく開かれました。

 執行部からはA4 1枚の資料1が配付されました。たった1枚です。
 市長の提案理由説明の後、検討するためということで20分間ほど暫時休憩になりましたが、説明は過去の経緯と体育館が必要だと繰り返すだけで肝心の補正額の「中身」の説明はありませんし、資料も単に金額を記しているだけです。

 質疑では反対側の議員全員が制限回数まで質問し、また討論も全員行いましたが、賛成側の議員は誰一人質疑を行いませんでした。

 私は@12月定例会議会にかけるべきでは? A9月議会の請願についてどう考えるのか? B事業費はこの2年間で約二倍になり、さらに入札も不成立になったが、見込み違いについて誰が責任をとるのか?について質問しましたが噛み合った回答は得られませんでした。

市長:提案理由の説明(要旨)
事件番号
事件名
議案第48号
平成26年度太宰府市一般会計補正予算(第5号)について

 今回の補正予算は債務負担行為の補正で、平成26年度から平成27年度にかけての体育複合施設整備関係費の限度額14億8100万円に5億2500万円を追加をし限度額20億600万とするもの。

 今回の補正により体育複合施設整備事業の総額は資料1に示しているとおり、平成25年度からの総事業費が32億3473万4千円となり、その中の本体工事および外構工事など建設にかかる工事請負費の予算額は29億8800万円になる予定。

 財源としては今回の債務負担行為追加の5億2500万円全額を総合運動公園整備事業基金から繰り入れを行う予定で、平成27年度の当初予算に計上する。

全文

 採決の前の討論では反対の立場で以下の通り意見を述べました。

  • 5億2500万という金額は本市の定例会における一般会計の補正額にも匹敵し、本来ならば一ヶ月近い会期を設け、委員会に付託し、慎重に審議しているところである。
  • しかしながら井上市長は、12月の定例会を待たず、現実に建設推進派が優勢の中、通常の議論をすり抜け強引に結果を得ようとしていると私には思える。
  • 10月2日に行われた議会運営委員会においても、この臨時会と議案ならびに審議の方法等に関して多くの疑義が示され、全員一致には至らなかった。よって、@慎重な審議のため会期を1日としないこと、A少なくとも常任委員会に審査付託し議論を深めること、B臨時会本会議における質疑の質問回数を限定しないこと、の3点について採決を行ったが、すべて3対6で否決された。 賛成は神武、上、門田の3議員、反対は陶山、原田、後藤、小柳、佐伯、村山の6議員である。
  • 議会の最終意思決定は議決であり、結果すなわち多数に全体が従うことは言うまでもない。しかしながら我々が市民から付託されていることの中心部分は市政のチェック、十分な議論とその報告である。 議運における決定はこれに反し、議会自らが活動の幅を狭め、議論の場を放棄したといえる。
  • 市長はこのような状況を当然承知の上、いいかえると結論ありきの中、この時期に招集、提案をしたわけで、同じく議論を避けたものと言わざるを得ない。
  • 繰り返すが、5億2500万円という金額は本市の財政規模からも、たった1日で決定すべき金額ではない。 以上のことから、議案第48号には反対する。
賛否

氏名
(議席番号順)

  賛成議員数 反対議員数
議案第48号
賛成
ばつ
ばつ
ばつ
ばつ
ばつ
賛成
賛成
賛成
ばつ
ばつ
賛成
賛成
賛成
賛成
賛成
9
7
まる:賛成  ばつ:反対 ※議長除く

新聞報道 → 西日本  毎日  読売

 
10月5日(日)
 
ゲンゴロウだなんてシブイ! 〜水辺の小さな住人・コガタノゲンゴロウ〜
 まほろば自然学校、ふくおかNPOセンター、日本NPOセンターの共催で森の生き物に親しむイベントがあり、親子で参加しました。
  午前中、太宰府市民の森で水の中の生き物を採集・観察し、子供たちは初めて見る生き物も多く大喜びでした。
泥まみれ
いろんな生き物が獲れました
みんなで特徴を書き出し
レクチャー
湿地の全景
ここは草茫々
 
10月3日(金)
 
秋休み
 国分小は2学期制で、今は秋休みです。前から予定していた一泊旅行で唐津に行きました。
鏡山の展望台から
観音堂入口
観音の滝
 
10月2日(木)
 
戦没者慰霊祭
   平成26年度太宰府市戦没者慰霊祭に出席しました。
 太宰府市遺族連合会の主催により、先の大戦の戦禍により犠牲となられた、太宰府市出身戦没者四百数十柱の方々に追悼の誠を捧げ、平和への誓いを新たにしました。
 遺族の方々も高齢化が進んでおられます。健康に留意されいつまでもお元気であられることを願っています。

議会運営委員会
 午後から議運が開かれました。議案は臨時議会についてです。

 突然、10/26に臨時会、10/2に議運を行うという内容のFAXが送られてきました。
 体育館のこととは察しがつきましたが、同日午後に届けられた議案書を見ると、なんと5億2500万円の増額を行い、総事業費を32億3473万円にするというもの。

 議会運営委員会では会期や付託委員会等について審議しますが、市長も同調する議員たちも一日で即決を目論んでいるから、定例会を待たず臨時会となるわけです。
 会議では委員長(建設推進派)が「会期は1日」、「委員会付託はしない」でよろしいですか?と進めるので、強く反論し「委員会付託をすべきで、会期は一定の期間必要」と主張しました。

 いつもそうですが建設推進側の議員からは特に反論らしいものはなく、ただ「反対」だけです。
 長時間にわたり粘りましたが、議運の構成委員は建設に反対ないしは慎重が3名で推進側が6名(委員長と正副議長除く)と、数で負けています。
 議運は慣例として採決をせず全員の合意を持って委員会の決定とします。
 結局、委員長が暗に合意を認めようとしたので、異議を申立て採決を主張しました。

 案件は、@会期は1日とせず十分に設けること、A少なくとも常任委員会に審査付託すること、B臨時会本会議での質問回数は(3回迄とせず)自由とすること、です。
 採決の結果は以下の通りです。あとは本会議で戦います。

氏名
(議席番号順)

  賛成議員数 反対議員数
会期を1日としない
ばつ
賛成
賛成
ばつ
ばつ
賛成
ばつ
ばつ
ばつ
3
6
委員会に審査付託する
ばつ
賛成
賛成
ばつ
ばつ
賛成
ばつ
ばつ
ばつ
3
6
質問回数を増やす
ばつ
賛成
賛成
ばつ
ばつ
賛成
ばつ
ばつ
ばつ
3
6
まる:賛成  ばつ:反対 ※委員長と正副議長除く

新聞報道 → 西日本

 

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