議会広報委員会
広報委員会(長谷川委員長)で12月議会の自分の一般質問を広報原稿にまとめました。
本委員会は年4回、定例議会の報告を主な内容に「議会だより」を作成しています。
以前は単独の発行でしたが、今は市の広報に添付して配布されています。
私も1期目のときは広報委員をさせていただきました。
予算・決算を始め議決内容をどうわかりやすく伝えるかや、他の議員の一般質問を趣旨を変えずに短くまとめるのは大変難しく、、また勉強になりました。
もともと「議会だより」の編集については、その内容に関して委員会に一任し他の議員は口を出さないのが原則で、
一般質問の編集も広報委員が行い質問者は全部任せるのが建前になっていました。
ただ一部には質問の趣旨が伝わっていないなどの声もあり、本人が希望すれば編集を認めるべきだ、との指摘もありました。
10年近く前の話ですが、これには賛否両論ありかなり激しい議論がなされました。
私は本人の編集を認めるべきだと主張しましたが、理由としては当時の私の質問がやや専門的なところや理念に関するものが多く、他人の手を経るとどうしても言いたいことが伝わらないことや、自分が委員をやっていて質問者本人が編集を望むならその方が効率がいいと感じたからです。
結局少数意見が通り質問者による編集が認められたのですが、現在広報委員会に出てきて自分の質問を記事にまとめる議員は実のところ私だけです…。
何故かはよくわかりませんが、とても手がかかる上に広報委員が要領よくポイントを押さえ質問者として満足できているのが原因かもしれません。
もちろん私も委員長を始め委員会そのものを信頼していますし、わざわざ行く必要もないかな…とも思いますが、当時の主張・発言の責任も感じますし、質問・回答の論点に関するこだわりもあります。
ただ編集についてはあくまでも事実に即して行うものであり、恣意によるものは認められませんし、提出した編集原稿は会議録と照らし合わせ間違いや誇張がないか厳しくチェックされます。
編集に参加するもうひとつの理由は自分の中で質問・回答を確認しまとめができることです。
一般(個人)質問は最大60分できます。時間いっぱい質問し回答を受けると文字数にして2万字近くになることもあります。 少なくとも1万字以上はあり、これを約400字にまとめていきます。
最大50分の1に圧縮するのですから、どこをどう削るか、言い換えると残すべき重要点はどこなのかを見極めていくことが編集作業の要諦になります。
こういった作業を通じて自分の論旨の不明確さや不十分さ、執行部の考え(本音)が見えてきます。これらを確認して足らないところを補い次の質問につなげていきたいと考えています。