太宰府市議会議員
Kadota Naoki
門田 直樹
議会報告&雑記
平成28年
 
筑慈苑
 
12月28日(水)
 
 先日(12/21)平成28年第3回筑慈苑施設組合議会(定例会)が行われました。
 筑慈苑施設組合は、筑紫野市、春日市、大野城市、太宰府市、朝倉郡筑前町で構成し、火葬場(筑慈苑)の設置、管理及び運営に関する事務を行っています。 公式サイト
 主な議案は平成27年度の一般会計決算認定です。事務局から説明を受け、質疑、討論、採決の結果、全員賛成で認定しました。概要を報告します。

平成27年度筑慈苑施設組合一般会計歳入歳出決算について(概要)

収支
項目
金額(円)
前年度比
歳 入 総 額
268,897,183
0.2% 増
歳 出 総 額
256,797,189
8.7% 増
差引(実質収支)
12,099,994
62.4% 減
 
歳入
予算科目
金額(円)
構成比
前年度比
負 担 金
144,516,305
53.7%
0.2% 減
筑慈苑使用料
85,908,860
32.0%
2.5% 増
繰 越 金
32,173,695
12.0%
25.8% 増
諸 収 入
6,298,323
2.3%
55.6% 減
合 計
268,897,183
100%
0.2% 増


筑紫野市
春日市
大野城市
太宰府市
筑前町
36,026,511 36,696,064 33,362,200 26,160,595 12,270,935
※諸収入の減少は主に残灰売却金の減によるもの
 
歳出
性質別
項目
金額(円)
構成比
前年度比
人件費
21,046,782 8.2% 0.3% 減
物件費
107,912,678 42.0% 3.7% 減
維持補修費
22,903,678 8.9% 53.1% 減
扶助費
20,000 0.0% 83.3% 減
補助費等
28,873,637 11.2% 28.1% 減
普通建設事業費
72,844,694 28.4% 466.6% 増
災害復旧事業費
3,195,720
1.3%
218.2% 増
合計
256,797,189
100%
8.7% 増
※普通建設事業費の増は中長期営繕工事計画に基づく営繕工事費の増加
 
施設の利用状況
年度
筑紫野市
春日市
大野城市
太宰府市
筑前町
管外
平成25年度
745 632 593 593 219 94 2,876
平成26年度
761 671 622 586 240 79 2,959
平成27年度
816 678 639 580 253 78 3,044
 
天満宮こま大会
 
12月20日(水)
 
 12/4()に第14回太宰府天満宮杯和ごま競技大会が行われました。
 私はいつも撮影とホ−ムページの担当です。 議会が終わり少し時間ができたので一気に仕上げました。ぜひご覧ください。

和ごま協会のHP → http://www.f-icq.com/koma/

 
12月定例会・最終日
 
12月19日(月)
 
 審議結果は以下の通りです。議案第108号は追加議案です。提案理由の説明を受けたのち、委員会付託を省略し、質疑・討論・採決を行いました。
事件番号
事件名
賛成
結果
議案第85号
太宰府市立学童保育所の指定管理者の指定について
全員
可決
議案第86号
大宰府展示館の指定管理者の指定について
全員
可決
議案第87号
太宰府市文化ふれあい館の指定管理者の指定について
全員
可決
議案第88号
太宰府市民図書館の指定管理者の指定について
全員
可決
議案第89号
太宰府市男女共同参画推進センタールミナスの指定管理者の指定について
全員
可決
議案第90号
太宰府市いきいき情報センターの指定管理者の指定について
全員
可決
議案第91号
太宰府歴史スポーツ公園の指定管理者の指定について
全員
可決
議案第92号
太宰府市立大佐野スポーツ公園の指定管理者の指定について
全員
可決
議案第93号
太宰府市体育センターの指定管理者の指定について
全員
可決
議案第94号
太宰府市立老人福祉センターの指定管理者の指定について
全員
可決
議案第95号
太宰府市事務分掌条例の全部を改正する条例について
少数
否決
議案第96号
太宰府市特別職の職員の給与等に関する条例等の一部を改正する条例について
全員
原可
議案第97号
太宰府市税条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例について
全員
原可
議案第98号
太宰府市教育に関する事務の職務権限の特例に関する条例の全部を改正する条例について
少数
否決
議案第99号
太宰府市立大宰府跡遺構保存覆屋条例の一部を改正する条例について
全員
原可
議案第100号
太宰府市いきいき情報センター条例の一部を改正する条例について
全員
原可
議案第101号
太宰府市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について
多数
原可
議案第102号
太宰府市介護保険条例の一部を改正する条例について
全員
原可
議案第103号
筑紫地区障害支援区分等審査会事業特別会計条例を廃止する条例について
全員
原可
議案第104号
平成28年度太宰府市一般会計補正予算(第3号)について
全員
原可
議案第105号
平成28年度太宰府市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)について
全員
原可
議案第106号
平成28年度太宰府市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について
全員
原可
議案第107号
平成28年度太宰府市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)について
全員
原可
議案第108号
平成28年度太宰府市一般会計補正予算(第4号)について
全員
原可
【提案理由の説明】今回の補正予算は、中央公民館の空調設備等改修関係費として、債務負担行為補正につきまして、追加計上させていただいております。中央公民館につきましては、平成29年5月から7月にホール内の音響・照明等の改修2期工事を予定しておりますが、この期間中に空調設備改修工事も併せて実施するほうが施設利用者の皆様の利便性につながることから、平成29年度中の工事に向け事務に取り掛かるため、債務負担行為の補正をお願いするものでございます。
賛否が分かれた案件 ※村山議員は病欠

氏名
(議席番号順)

 
賛成議員数
反対議員数
議案第95号
ばつ
ばつ
まる
まる
まる
ばつ
まる
まる
ばつ
まる
まる
ばつ
ばつ
ばつ
まる
ばつ
ばつ
8
9
議案第98号
ばつ
ばつ
まる
ばつ
まる
ばつ
まる
まる
ばつ
まる
まる
ばつ
ばつ
ばつ
まる
ばつ
7
9
議案第101号
まる
まる
まる
まる
まる
まる
まる
まる
まる
まる
ばつ
まる
まる
まる
ばつ
まる
14
2
まる:賛成  ばつ:反対 ギ:議長
【説明】
 議案第95号の事務分掌条例は可否同数のため議長採決となり、否決されました。
 なお議案第98号は95号の可決を前提にしており、単独の可決は意味がありません。
 森田議員は95号に賛成でも、98号には反対されましたが当然だと思います。
 議案第98号に賛成した議員各位の考えが解りません…。
【反対討論:門田】
 議案第95号太宰府市事務分掌条例の全部を改正する条例について、原案に反対の立場で討論します。先ほどは人員配置に関する質疑があったと報告をいたしましたが、細かいことを申しますと、総務文教常任委員会での審議において、児童福祉に関すること、学童保育に関すること、児童虐待に関すること、交通渋滞に関すること、ICT推進に関すること、など多くの疑義が示されています。また機構改革について、市長が変わるたびに何百万円も何千万円もかけて、やる必要があるのか、などの意見がありました。これらのことを踏まえ、組織の見直しと運用については十分な配慮を期待しているわけであります。
 しかしながら、先週二日間にわたり行われた一般質問において、複数の議員からの疑問や提案に対し、市長からは全くと言っていいほど、具体的な、或いは真摯な回答はいただけず、大きな不安を覚えます。 このまま、この条例が可決され、既に示されている組織編成案が実施されれば、市政に混乱が生じ、それは市民の不利益につながると考えます。
 機構改革の実施が来年4月以降であれば、3月議会でも十分間に合います。内容の精査、再考、意見の反映を行った上で、必要ならば再提案いただきたいと思います。
 以上により、残念ですが、可決すべきという報告に賛成できません。
【否決に関する報道】  毎日新聞  西日本新聞  読売新聞
       
    委員長報告 (内容)
 
総務文教常任委員会@ 議案第85号から議案第88号まで(指定管理者の指定)
 
総務文教常任委員会A 議案第95号から議案第99号まで(条例改正)
 
総務文教常任委員会B 議案第104号(補正予算:所管分)
 
12月定例会・一般質問(概要)
 
12月13日(火)
 
 2項目について質問しました。
空き家問題について
門田
 本市には適切な管理が行われていない空き家が多数あり、防災、防犯、衛生、景観等、地域住民の生活環境に大きな影響を及ぼしています。
 3月議会における芦刈市長の施政方針では総合的な空き家対策の検討資料とするため、実態調査を行うとありましたが、いまだに行われていません。 また空き家に対する問題に対処するため、空き家対策専門員を配置するとともに、庁内に空き家対策について検討する会議を設置するとも述べておられますが、それぞれの進捗状況について説明を求めます。
 空き家対策には条例の制定が必要と思料しますが、どのようなものを考えておられるのかお聞かせください。 加えて、利用可能な空き家については子育て支援や地域包括ケアシステム等への利用が考えられますが、ご所見を伺います。






 「空き家問題について」ご回答申し上げます。まず、1項目のご質問についてでございますが、議員ご指摘のように、空き家問題は防災、 防犯、衛生、景観等、多岐にわたり影響を及ぼす問題であり、本市といたしましても、組織を横断的に対応すべき課題であると考えています。また、人口減少社会の到来が予想され、県内におきましては既に減少に転じている自治体も ございますが、本市の特性として、いまだ人口が微増していること、不動産取引が活発である こと、全国屈指の観光都市である事等がございます。まず、本年度から庁内に横断的な「空き家対策検討会議」を設置し、4月から8月にかけ3回、検討会議を実施し、本市の特性を踏まえた空き家の実態調査を行う項目等の検討を行いました。
 「空き家対策専門員」につきましては、検討会議の際の資料収集・会議書記、空き家に関す る苦情への対応、実態調査に向けた内容抽出など行っていただいています。
 次に、「空き家実態調査」の進捗状況でございます。調査を行うための国からの補助金であります「社会資本整備総合交付金」(補助率:事業費 の1/2)の内示額が、当初予算で計上しておりました国庫補助額の30パーセントと通知されましたことから、予定しておりました調査事項の全てを実施することができない事態となり ました。このため、国の緊急経済対策であります「地方創生加速化交付金」(補助率:事業費全額補助)活用に切り替え、申請を行ない、この「地方創生加速化交付金」の内示が示されたのが8月でございましたことから、財源組み換えの補正予算案を9月議会にご提案し、ご承認をいただいたところでございます。補正予算議決後、国庫補助要件に沿った業務設計を行い、11月1日に契約を行いました。
 現在、実態調査の調査員が全地区を巡回しているところであり、1月末には調査を終了する 予定でございます。その後、本年度末までに順次調査結果をまとめてまいります。
 次に、2項目の「空き家条例の制定」でございますが、平成26年11月に「空家等対策の推 進に関する特別措置法」が施行されておりますことから、条例につきましては、この特別措置法に沿った対応をしていく中で空家対策計画の策定や施策実施のための事務委任等、条例や規則等の制定が必要となる場合は、改めて検討したいと考えております。
 また、3項目の「空き家の利活用について」でございますが、議員ご指摘の子育て支援など への活用に関しましては、検討会議を拡大していき、その中で協議を行っていきたいと考えて おります。
【回答を受けて】
 担当部は丁寧に回答してくれましたが、条例制定に関しての内容は今までとほとんど変わりません。また芦刈市長は『空き家条例についての指示はしていない』と述べるなど、前市長のときよりも明らかに後退しています。
 再質問では実態の説明を求めるとともに条例制定の必要性と空き家の有効な活用を訴えました。「空き家実態調査」の契約額(委託料)は842万4千円、4月から11月迄の苦情相談は31件、電話による適正管理の依頼50件ということです。
 
いきいき情報センター2階パソコンの利用停止について
門田
 いきいき情報センター2階に設置しているパソコンの利用停止について伺います。来年の1月一杯で利用を停止すると紙が貼られていますが、停止の理由を説明してください。パソコンコーナーは常時複数の利用がある人気スポットです。停止の判断について市民の意見を求め、利用者の要望を聴き取ったのでしょうか、お聞かせください。
 停止すれば情報センターとしての機能が欠落することになると考えますが、このことについては指定管理者が単独で判断したのか、市の指示なのか伺います。またインターネット回線は単独なのか市との共用なのか、状況と理由を伺います。
 本市についてはICTに関する専門の部署もなく、情報化社会に対する認識が希薄であると感じます。少なくとも市民に対する情報の開示や検索手段はできるだけ多くあるべきと考えますが、市長の見解をお聞かせください。

 今回の利用停止は、総務省のネットワーク環境の強靭化事業に伴うものです。いきいき情報センター2階のインターネット体験用の機器は、市のネットワークにつながっており、情報ネットワークのセキュリティ強化の観点から、市で判断しております。また、昨今の情報化社会の進展に伴い、多くの人が個人でインターネットを使うことができる環境が整ってきているという背景もございます。評細につきましては、担当部長から回答させます。



 今回の利用停止は総務省のネットワーク環境の強靭化事業に伴うものです。昨年、日本年金機構に対し外部から「標的型攻撃メール」が送られ、その結果、年金管理システムに保管されていた約125万人分の個人情報が漏洩しました。これを受けて総務省では、番号制度を実施するうえでの安全性を強化するため、全国の自治体に対しインターネットに繋がっている情報系、行政事務で使用しているLGWAN接続系、窓口業務で使用している個人番号利用事務系の3つに分離したネットワークの強靭化事業を進めており、今年度中に完了しなければなりません。
 いきいき情報センターのインターネット体験コーナーのパソコンは市のネットワークに接続しており、市内部のネットワークの切り分けを2月に行うため、1月中の利用停止としております。現在、インターネット体験コーナーのパソコンは、だれでも利用できるようになっていますが、悪意を持った人が利用して、市のネットワークをコンピュータウィルス等に感染させることもできないことはありません。そういうセキュリティ面についても考慮したうえでの判断でございます。
 しかしながら、情報センターという施設であること、このコーナーの現在の利用状況が月に約350件で、年間で約4千件の利用があること、利用停止のお知らせをした後に、なくなっては困るという市民の皆様の声が寄せられたことを受けまして、指定管理者である公益財団法 人太宰府市文化スポーツ振興財団において、終了した後の新たな情報提供サービスが検討されているところでございます。
 また、市民に対する情報開示は市政運営において必須であることは十分認識しており、これまでホームページの更新やパブリックコメントに関する説明会の開催など、情報の発信や共有化などに努めて参りました。確かに議員ご指摘の「ICTの専門部署」はございませんが、ICT推進をおろそかにすることなく、限られた人員と財源の中で、ICT推進に加え、それに関連する業務も含めて一体的に進めて参ります。
門田
 別回線を引きセキュリティをきちんとすればいいことです。また現在設置しているパソコンはかなり古いのでこれを機会に更新すべきと思います。検討中ということですが、廃止ではなく一時的な利用停止と考えていいでしょうか。その場合再開はいつ頃になるでしょうか。





 現在ネットワーク回線やパソコンの関係につきまして、業者から見積もりを取っておりまして、予算的な確保ができましたら、スケジュールがはっきりするかと思いますが、現段階ではできるだけ早い時期にということで、できるだけ中断がないようにしたいと思っておりますが、時期が明示できておりませんので、ご理解いただきたいと思います。
【回答を受けて】
 
まず市長の回答ですが、「セキュリティ強化の観点から市で判断」したというのならパソコン設置から十数年何をやっていたのか疑問です。国からの通知がないとセキュリティ対策は考えないのでしょうか?また「多くの人が個人でインターネット」といいますが、そうでない方々の利用が多数あるという部長の報告と噛み合いません。
 結局、担当部からは廃止にはならない(しない)ような回答をいただきました。
 費用がネックのようですが「情報センター」に不可欠な設備ですので早めの再開を望みます。
 
総務文教常任委員会
 
12月7日(水)
 
 付託された案件について委員全員ならびに関係職員出席のもと会議を開きました。
 審査の結果、議案第85号から議案第88号の「指定管理者の指定については可決すべきものと、また議案第95号から議案第99号の条例改正について、及び議案第104号の当委員会所管分については原案の通り可決すべきものと、それぞれ全員賛成で決定しました。
 本会議での採決は最終日の19日です。審査内容は委員長報告として後日掲載します。
 
平成28年第4回(12月)定例会・二日目
 
12月5日(月)
 
 議案第81号から議案第84号については委員会付託を省略し、質疑・討論・採決を行い、全員賛成で同意または可決されました。
 議案第85号から議案第107号は質疑の後、各常任委員会へ審査付託されました。
 
 アンビシャス広場/水城プロジェクト
 
12月3日(土)
 
 明日、天満宮和ごま大会があるので、子供たちは最後の調整に余念がありません。天気は雨模様みたいですが…
 水城プロジェクト彫刻展の式典にも出席し、作者からの解説を受けました。
 
平成28年第4回(12月)定例会・初日
 
12月1日(木)
 
 初日は提案理由の説明です。質疑は二日目の12月5日に行われます。
→市長:提案理由の説明
事件番号
事件名
議案第81号
太宰府市教育委員会教育長の選任につき同意を求めることについて
 現職の木村甚治(きむらじんじ)氏が、本年12月24日付けで任期満了となるので、再任について同意を求めるもの。
 同氏は、平成24年12月25日付けで本市の教育委員会教育長と して就任以来1期4年間となりますが、この間、教育長として持ち前の情熱と多岐にわたる高い見識により、本市の教育行政の円滑な運営と健全な発展にご尽力をいただいております。
  今後とも、その知識と経験、情熱を十二分に活かしていただき、本市教育行政の更なる発展のために、ご貢献いただきたいと考えております。
議案第82号
太宰府市教育委員会委員の選任につき同意を求めることについて
 現職の稲積謙次郎氏が、本年12月24日付けをもって任期満了となりますので、後任委員の選任について同意を求めるものでございます。
 桑野裕文氏は、昭和51年3月に早稲田大学教育学部を卒業された後、昭和54年3月に東海大学大学院体育学研究科において修士課程を修了され、平成10年4月より九卅情報大学経営情報学部助教授、平成14年には同大学経営情報学部教授に就任されて同大学において教鞭をとっておられまます。
 また、平成9年2月には太宰府市体育協会の理事、平成24年からは同協会の副会長としても活躍されるなど、幅広い分野で教育行政にご活躍いただいており ます。人格、識見に優れ、人望も厚く教育委員として最適任であると考えております。
議案第83号
太宰府市農業委員会委員の選任につき同意を求めることについて
 本件は、現太宰府市農業委員会につきまして、委員本人の逝去により、欠員が 生じたため農業委員会等に関する法律第10条第1項及び太宰府市農業委員会の委員選任に関する規則第9条第1項の規定に基づき、委員の欠員補充を行うものであります。あわせて、農業委員会等に関する法律第8条の規定に基づき議会の同意を求めるものであります。
 今回の太宰府市農業委員会の委員候補者の選考にあたりましては、市ホームペ ージ、市役所前掲示場、地域の農事組合等を通じまして、約1月間の周知を行いましたところ、地域の農事組合等の団体より推薦があり、1名を委員候補者として選出をいたしております。
議案第84号
財産の取得(太宰府市緑地保護地区内)について
 本件は、大佐野地区緑地保護地区内の土地取得に関する案件でございます。この土地取得につきましては、皆様のご理解とご協力により着実に進んでいるところであり、深く感謝申し上げる次第であります。
 今回、買収いたします土地につきましては、8筆、面積2万6千239平方メ ートル、買収金額4千985万4千100円であります。
議案第85号
太宰府市立学童保育所の指定管理者の指定について
 太宰府市公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例第2条の公募による候補者として、株式会社テノ・サポートを平成29年度から5年間にわたり太宰府市立学童保育所の指定管理者の候補者に選定いたしましたので、地方自治法第244条の2第3項の規定に基づき指定するにあたり、同条第6項の規定により議会の議決を求めるものでございます。
議案第86号
大宰府展示館の指定管理者の指定について
 太宰府市公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例第5条の公募によらない候補者として、公益財団法人古都大宰府保存協会を平成29年度から3年間にわたり大宰府展示館の指定管理者の候補者に選定いたしましたので、地方自治法第244条の2第3項の規定に基づき指定するにあたり、同条第6項の規定により議会の議決を求めるものでございます。
議案第87号
太宰府市文化ふれあい館の指定管理者の指定について
議案第88号
太宰府市民図書館の指定管理者の指定について
議案第89号
太宰府市男女共同参画推進センタールミナスの指定管理者の指定について
議案第90号
太宰府市いきいき情報センターの指定管理者の指定について
議案第91号
太宰府歴史スポーツ公園の指定管理者の指定について
議案第92号
太宰府市立大佐野スポーツ公園の指定管理者の指定について
議案第93号
太宰府市体育センターの指定管理者の指定について
 議案第87号「太宰府市文化ふれあい館の指定管理者の指定について」 から議案第93号「太宰府市体育センターの指定管理者の指定について」までは 関連がございますので、一括してご説明を申し上げます。
 太宰府市公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例第5条の公募によらない候補者として、公益財団法人太宰府市文化スポーツ振興財団を平成29年度から3年間にわたり太宰府市文化ふれあい館、太宰府市民図書館、太宰府市男女共同参画推進センタールミナス、太宰府市いきいき情報センター、太宰府歴史スポーツ公園、太宰府市立大佐野スポーツ公園及び太宰府市体育センターの指定管理者の侯補者に選定いたしましたので、地方自治法第244条の2第3項の規定に基づき指定するにあたり、同条第6項の規定により議会の議決を求めるものでございます。
議案第94号
太宰府市立老人福祉センターの指定管理者の指定について
 太宰府市公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例第5条の公募によらない候補者として、社会福祉法人太宰府市社会福祉協議会を平成29年度から3年間にわたり太宰府市立老人福祉センターの指定管理者の侯補者に選定いた しましたので、地方自治法第244条の2第3項の規定に基づき指定するにあたり、同条第6項の規定により議会の議決を求めるものでございます。
議案第95号
太宰府市事務分掌条例の全部を改正する条例について
 高齢者人口の増加と生産年齢人口の減少が進む中、持続可能な自治体経営を目指すには、自力で財源を確保できる経済活性化の取組や働く世代がいつまでも太宰府市に定住するようなしくみ作りが新たに求められております。これらの行政課題に迅速かつ効果的に対応できるよう、施政方針で掲げておりました市役所改革の一つとして平成29年4月1日に組織機構の改革を実施しますことから、条例の改正を行うものでございます。
議案第96号
太宰府市特別職の職員の給与等に関する条例等の一部を改正する条例について
 今回の条例の改正におきましては、本年8月8日の人事院勧告に伴い、平成28年4月1日から特別職、市議会議員、特定任期付職員及び一般職の給与の改 定が行われることとなっております。
  主な内容としましては、特別職、市議会議 員及び特定任期付職員については、期末手当の0.1月分の引上げ、また、職員 については、給料表の全体的な平均0.16パーセント程度の引き上げ、勤勉手 当0.1月分の引き上げとなっております。本市におきましては、これまでも国家公務員の例に準じた内容で改正を行ってきておりますので、今回も勧告に従いまして改正するものであります。
議案第97号
太宰府市税条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例について
 今回の改正は、「所得税法等の改正」及び「外国人等の国際運輸業に係る所得に対する相互主義による所得税等の非課税に関する法律施行令等の改正」に伴い、「太宰府市税条例の一部を改正する条例」の一部を改正する必要が生じたので、地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決を求めるものでございます。
議案第98号
太宰府市教育に関する事務の職務権限の特例に関する条例の全部を改正する条例について
 平成29年4月1日付け組織機構改革におきまして、文化を観光資源の一つと 捉え、観光振興及び経済活性化を図るため、文化財の保護に関することを除く文化に関することを引き続き市長部局に置きます。同時に、教育とスポーツを有機的に機能させることにより、「いきいきとしたスポーツライフの創造」を推進していくため、スポーツに関することを教育部局に移管させることから、条例の改正を行うものでございます。
議案第99号
太宰府市立大宰府跡遺構保存覆屋条例の一部を改正する条例について
 今回の改正は、国分2丁目地内に便益施設を設置することに伴い、条例の一部を改正する必要が生じたので、地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決を求めるものでございます。
議案第100号
太宰府市いきいき情報センター条例の一部を改正する条例について
 平成29年4月1日付けで実施する機構改革に伴う事務室の再配置に伴い、太 宰府市いきいき情報センター関連の条例の整合性を図るため、条例の改正を行うものです。
議案第101号
太宰府市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について
 今回の改正は、国民健康保険税のうち、後期高齢者支援金等課税額及び介護納付金課税額の改定並びに国民健康保険税の減免規定の改定並びに「外国人等の国際運輸業に係る所得に対する相互主義による所得税等の非課税に関する法律施行令等の一部を改正する政令」及び「所得税法等の一部を改正する法律の一部の施行期日を定める政令」の公布に伴い太宰府市国民健康保険税条例の一部を改正するものでございます。
 このうち、課税額の改定につきましては、後期高齢者支援金等課税額は、所得割、均等割及び平等割を、介護納付金課税額は、所得割及び均等割を改定するものでございます。
 また、国民健康保険税の減免規定の改定につきましては、減免対象に所得が著 しく減少した者を新たに追加し、併せて条文の文言の整理を行うものでございます。
議案第102号
太宰府市介護保険条例の一部を改正する条例について
 今回の介護保険条例の改正につきましては、介護保険法施行令の一部を改正する政令において、平成29年度における第1号被保険者の介護保険料の所得段階の判定に関する基準が見直されたことに伴い、条例の一部を改正する必要が生じたので、地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決を求めるものでございます。
議案第103号
筑紫地区障害支援区分等審査会事業特別会計条例を廃止する条例について
 筑紫地区障害支援区分等審査会事業は、障がい福祉サービスを利用するにあたり、自治体がサービスの種類や量を決定する際、勘案するための事項の一つとして、サービスの必要性を明らかにするため、利用者の障がいの多様な特性その他心身の状態に応じて必要とされる標準的な支援の度合いを総合的に示すものとする「障害支援区分」を審査決定する重要な事業であり、平成18年度から筑紫地区4市1町におきまして共同設置し、運営を行っているところでございます。
 平成26年度、27年度の2年間は、本市がこの事業の庶務担当市となっておりましたことから、本事業の特別会計条例を設置し、先の9月議会におきまして、 平成27年度の歳入歳出決算の認定をいただいたところでございます。
 また、本事業につきましては、平成28年度からすでに次の事務局に移ってお りますことから、筑紫地区障害支援区分等審査会事業特別会計条例を廃止する条例を提出するものであります。
議案第104号
平成28年度太宰府市一般会計補正予算(第3号)について
 今回の補正予算は、歳入歳出総額に歳入歳出それぞれ15億794万円を追加 し、予算総額を254億2千158万9千円にお願いするものであります。
 主な内容としましては、国が実施することに伴う臨時福祉給付金等に関する費用や、平成30年度から国民健康保険の財政運営の責任主体が都道府県単位となることを踏まえ、本市の国民健康保険事業特別会計の累積赤字の削減を図るため、 財政調整資金を財源とする特別会計繰出金を計上させていただいております。
 また、その他につきましては水城小学校学童保育所、太宰府南小学校学童保育所の増設工事費、中学校大規模改造に伴う工事費のほか、障がい者自立支援給 付事業費、障がい児通所支援給付事業費などの扶助費の不足分、後年度の財政負担軽減に向けた繰上償還に係る公債償還金、地域密着型施設整備事業の助成金、機構改革に伴う臨時工事費、人事院勧告に伴う職員給与費などを計上させていただいております。
 併せまして、繰越明許費の補正につきましては、国の子ども・子育て支援整備交付金の補助決定を受けたことによる、水城小学校学童保育所、太宰府南小学校学童保育所整備事業を含め、7件計上させていただいております。
 債務負担行為補正につきましては、平成29年度より水城館を管理運営するための指定管理料を含め、追加を6件、変更を1件計上させていただき、また、地方債補正につきましては、災害復旧に係る市債の限度額変更を含め、2件計上させていただいております。
議案第105号
平成28年度太宰府市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)について
 今回の補正予算は、歳入及び歳出予算にそれぞれ8千247万3千円を追加し、予算総額を98億2千145万9千円にお願いするものでございます。
 歳出につきましては、職員の異動等や給与改定による職員給与費の増額及び被保険者の出産件数の増加によります出産育児一時金の増額及び高額医療費共同事業拠出金の決定によります増額及び平成27年度に交付されていました国庫負担金、県負担金の確定によります精算返還金でございます。
 歳入につきましては、職員給与費及び出産育児一時金の増額によります法定繰入れ並びに高額医療費共同事業拠出金の増額によります国、県の高額医療費 共同事業負担金及び高額医療費共同事業交付金及び保険財政共同安定化事業交付金の増額並びに累積赤字の削減を図る法定外繰入れでございます。
議案第106号
平成28年度太宰府市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について
 今回の補正予算は、人事院勧告に基づく職員給与の改定及及び職員の異動等に伴うもので、歳入及び歳出予算にそれぞれ25万6千円を追加し、予算総額を11億3千15万6千円にお願いするものであります。
 歳出といたしましては、職員給与費を25万6千円の増を計上しております。歳入といたしましては、歳出の職員給与費相当分として、一般会計繰入金を25万6千円の増を計上しております。
議案第107号
平成28年度太宰府市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)について
 今回の補正は、保険事業勘定の歳入歳出それぞれに399万2千円を追加し、 予算総額を48億373万4千円とするものです。
 内容としましては、平成29年4月から実施します総合事業の事業対象者を管理するために必要な介護保険システム及び包括支援システムの改修費となっております。財源としましては、国庫及び県補助金、一般会計事務費繰入金等となっており ます。
 

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