太宰府市議会議員
Kadota Naoki
門田 直樹
議会報告
令和3年
 
消防議会
3月26日(金)
 
 令和3年第1回筑紫野太宰府消防組合議会定例会が行われました。
 規約の変更1件、条例の改正1件、新年度予算1件が提案され、慎重審議の結果、各議案とも全員一致で承認、可決しました。
 また新年度予算については、議員全員で構成する筑紫野太宰府消防組合一般会計予算審査特別委員会を設置し、歳入歳出について詳細な審査を行いました。
令和3年度 筑紫野太宰府消防組合 一般会計予算(単位:千円)
  歳入
本年度予算額
前年度予算額
比較
  1.分担金及び負担金 1,757,018 1,851,927 -94,909
  2.使用料及び手数料 400 400 0
  3.国庫支出金 2 2 0
  4.財産収入 813 773 40
  5.繰入金 1 1 0
  6.繰越金 1,000 1,000 0
  7.諸収入 27,493 24,679 2,814
  8.組合債 7,900 35,500 -27,600
  9.寄附金 1 1 0
歳 入 合 計
1,794,628 1,914,283 -119,655
「1.分担金及び負担金 」の内訳
構成市
分担金
負担金
筑紫野市
1,006,655 1,300
太宰府市
748,222 841
1,754,877 2,141
合計
1,757,018
分担金
筑紫野市
太宰府市
均等割 175,488 175,488
人口割 831,167 572,734
1,006,655 748,222
合計
1,754,877
※人口割は令和2年9月末の両市住民基本台帳登録人口による
  歳出
本年度予算額
前年度予算額
比較
    1.議 会 費 2,819 2,819 0
    2.総 務 費 1,118 1,118 0
    3.消 防 費 1,538,223 1,583,062 -44,839
    4.公 債 費 251,468 326,284 -74,816
    5.予 備 費 1,000 1,000 0
歳 出 合 計
1,794,628 1,914,283 -119,655
「3.消防費」の内訳
本年度予算額
前年度予算額
比較
     常備消防費 1,524,993 1,536,763 -11,770
     消防施設費 13,230 46,299 -33,069
1,538,223 1,583,062 -44,839

令和3年度の主な事業 (単位:千円)
事業名
事業費
補助金等
地方債
一般財源
支援車V型緊急人員資機材輸送車(16号車)
13,230
5,291
7,900
39
  【内容】 平成7年10月配備のマイクロバスを、緊急走行が可能な緊急人員資機材輸送車へと更新するもの。
  【理由】 熱中症等の集団での患者搬送や災害時における新型コロナ感染者の隔離や搬送等の必要性が高まってきたため。
 
※補助金等は福岡国際空港株式会社からの事業助成金
緊急人員資機材輸送車 (マイクロバス)車両イメージ
  人員26名搬送可能 資機材積載スペースの確保
  担架の搬入・搬出・収容が可能 収容患者処置スペースの確保
 
新年度予算
3月21日(
 
 令和3年度一般会計予算をアップロードしました。上のからご覧ください。   
 各補正予算も反映しています。
 
令和3年 第1回(3月)定例会・最終日
3月19日(金)
 
 審議結果は以下の通りです。議案第35号、36号と発議第1号は追加議案です。提案理由の説明を受けたのち、委員会付託を省略し、質疑・討論・採決を行いました。
事件番号
事件名
賛成
結果
選挙第1号
太宰府市選挙管理委員会委員及び補充員選挙について
全員
原可
議案第5号
市道路線の認定について
全員
可決
議案第7号
太宰府市立太宰府史跡水辺公園の指定管理者の指定について
多数
可決
議案第8号
太宰府市総合体育館の指定管理者の指定について
多数
可決
議案第9号
太宰府市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について
全員
原可
議案第10号
太宰府古都・みらい基金条例の一部を改正する条例について
全員
原可
議案第11号
太宰府市公園条例の一部を改正する条例について
全員
原可
議案第12号
太宰府市立太宰府史跡水辺公園条例の一部を改正する条例について
多数
原可
議案第13号
太宰府市附属機関設置に関する条例の一部を改正する条例について
全員
原可
議案第14号
太宰府市立学童保育所設置条例の一部を改正する条例について
全員
原可
議案第15号
太宰府市子育て支援センター条例の一部を改正する条例について
全員
原可
議案第16号
太宰府市子ども医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例について
全員
原可
議案第17号
太宰府市介護保険条例の一部を改正する条例について
多数
原可
議案第18号
太宰府市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営の基準等を定める条例の全部を改正する条例について
全員
原可
議案第19号
太宰府市指定地域密着型サービスの事業者の指定に関する基準及び事業の人員、設備及び運営の基準を定める条例の一部を改正する条例について
全員
原可
議案第20号
太宰府市指定地域密着型介護予防サービスの事業者の指定に関する基準並びに事業の人員、設備及び運営に関する基準並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について
多数
原可
議案第21号
太宰府の景観と市民遺産を守り育てる条例の一部を改正する条例について
全員
原可
議案第22号
令和2年度太宰府市一般会計補正予算(第9号)について
全員
原可
議案第23号
令和2年度太宰府市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)について
全員
原可
議案第24号
令和2年度太宰府市水道事業会計補正予算(第3号)について
全員
原可
議案第25号
令和2年度太宰府市下水道事業会計補正予算(第3号)について
全員
原可
議案第26号
令和3年度太宰府市一般会計予算について
多数
原可
議案第27号
令和3年度太宰府市国民健康保険事業特別会計予算について
全員
原可
議案第28号
令和3年度太宰府市後期高齢者医療特別会計予算について
全員
原可
議案第29号
令和3年度太宰府市介護保険事業特別会計予算について
多数
原可
議案第30号
令和3年度太宰府市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算について
全員
原可
議案第31号
令和3年度太宰府市水道事業会計予算について
全員
原可
議案第32号
令和3年度太宰府市下水道事業会計予算について
全員
原可
議案第33号
令和2年度太宰府市一般会計補正予算(第10号)について
全員
原可
議案第34号
令和3年度太宰府市一般会計補正予算(第1号)について
全員
原可
議案第35号
令和2年度太宰府市一般会計補正予算(第11号)について
全員
原可
 歳入歳出をそれぞれ1608万千円増額し、予算総額を349億4872万1千円とする。主な内容は、
1
福岡県知事選挙 16,080
(単位千円)
福岡県知事の退職の申し出を受け、執行される福岡県知事選挙の令和2年度に要する費用を計上。
2
新型コロナウイルスの影響による歳入額調整
    新型コロナウイルスの影響により減収見込となった地方消費税交付金の減額と、その代替措置として地方消費税交付金の減収を補うものとして本年度拡大された減収補てん債を計上するもの。令和2年度一般会計補正予算第9号において地方消費税交付金の減額と減収補てん債の追加を計上しでいるが、今般地方消費税交付金が確定し、減収補てん債の限度額を増額する必要が生じたことから、その額を追加計上。
 
《 財源内訳
単位:千円
項目
補正額
摘要
地方消費税交付金
-28,531 地方消費税交付金
県支出金
16,080 県知事選挙執行委託金
市債
28,531 減収補てん債
計 1608万 円
議案第36号
令和3年度太宰府市一般会計補正予算(第2号)について
全員
原可
 歳入歳出をそれぞれ1860万4千円増額し、予算総額を261億9024万千円とする。主な内容は、
1
福岡県知事選挙 18,604
(単位千円)
福岡県知事の退職の申し出を受け、執行される福岡県知事選挙の令和3年度に要する費用を計上。
 
《 財源内訳
単位:千円
項目
補正額
摘要
県支出金
18,604 県知事選挙執行委託金
計 1860万 4千円
発議第1号
太宰府市議会会議規則の一部を改正する規則について
全員
原可
 多様な人材の市議会への参画を促進するため、及び押印を廃止する政府の政策動向を踏まえ、市議会への請願に係る署名押印の見直しを図るため。
議案第8号:太宰府市総合体育館の指定管理者の指定について討論を行いました。
   議案第8号太宰府市総合体育館の指定管理者の指定について賛成の立場で討論します。 先ほどの報告でも述べましたが、委員会では、  
 
書類の不備を理由として12月定例会に上程しなかったこと  
協定書の条ずれや業務の要領が作成されていないこと  
開館から日の浅い時期の修理、交換が多いこと  
 
   などに、委員から疑義があり、審査に多くの時間を費やしました。
 また3月3日の委員会開催時には分からず、後日判明したことに、
 
 
仮協定が結ばれていないこと  
有資格者の配置について開館当初に空白の時期があったこと  
 
   があり、急遽総務文教常任委員会協議会を開き市の説明を求めました。
 これらの疑問に対して多くの説明を受けましたが、十分かつ適正であったかは、今一つ引っかかるところもあります。
 その上で、
 
 
今後は、委任者、受任者ともにチェック機能の強化を行っていくこと  
弁護士の判断を求め、法的には問題ないと確認していること  
現在、法令に定められた有資格者は確保していること  
 
   また、現在の指定管理者について、  
 
毎年アンケートを実施しているが、高い評価を得ていること  
特にソフト面についてはよく対応し、問題が見られないこと  
 
   などが、賛成の理由として挙げられます。  
   委員会では、仮に今定例会(3月議会)で否決された場合、指定管理者が決まるまでの間、市単独での運営は可能か?との質疑に対し、市は「難しい、すぐにはできない」と回答しています。  
   市総合体育館(とびうめアリーナ)は、新型コロナウイルスワクチン接種会場に予定されており、その前提で準備が進められているところです。  
   今回の指定管理者の指定では、委任受任双方の事務的な手続きと、施設ハード面の管理が問題であったと考えます。今後、猛省とともに、議会に対し示された改善策、対応を進めていくことを求め、賛成とします。  
【委員長報告】 【内容】
 
指名推選委員会 選挙第1号:選挙管理委員会委員及び補充員選挙
 
総務文教常任委員会@ 議案第7号〜議案第12号:指定管理者の指定/条例改正
 
総務文教常任委員会A 議案第22号:令和2年度一般会計補正予算(第9号)所管分
 
予算特別委員会 議案第26号〜議案第32号:各会計の令和3年度当初予算
 
総務文教常任委員会B 議案第33号:令和2年度一般会計補正予算(第10号)所管分
総務文教常任委員会C 議案第34号:令和3年度一般会計補正予算(第1号)所管分
 
予算特別委員会
3月15日(月)
 
 全議員と市長以下執行部出席の下、令和3年度の一般会計、各特別会計、企業(上下水道)会計について審議しました。定例会初日に市長から提案理由の説明を受け、初回の委員会で各会計の担当部長から概要説明を受けましたので、今日から各会計ごとに詳細な審議を行います。
 日程は15(月)、16(火)、17(水)予備日です。定例会最終日に委員長報告を行います。
令和3年度各会計の概要(単位:千円)
会計区分
令和3年度
令和2年度
増減
一般会計
25,533,770 25,033,620 500,150
特別会計
14,406,473 13,903,008 503,465
企業会計
4,236,641 4,233,097 3,544
合 計
44,176,884 43,169,725 1,007,159

特別会計
令和3年度
令和2年度
増減
国 保
7,296,302 7,204,137 92,165
後 期
1,320,482 1,270,050 50,432
介 護
5,789,341 5,428,467 360,874
住 宅
348 354 -6
合 計
14,406,473 13,903,008 503,465
国保:国民健康保険事業、後期:後期高齢者医療、介護:介護保険事業、住宅:住宅新築資金等貸付事業
企業会計
令和3年度
令和2年度
増減
水道事業
1,857,246 1,829,648 27,598
下水道事業
2,379,395 2,403,449 -24,054
合 計
4,236,641 4,233,097 3,544
 
和ごま大会
3月13日(土)
 
 第18回和ごま競技大会を太宰府市文化ふれあい館前の広場で行いました。
 例年、太宰府天満宮境内で約200名の規模で行ってきましたが今年は縮小して開催。
 出場は27名、福津市から6名の参加がありました。女の子は4名参加です。

 
第1回(3月)定例会一般質問(概要)
3月10日(水)
 
 2件質問しました。出番が最初ということもあり多くの傍聴者がおられました。
 風疹の感染防止について 

 新型コロナウイルス感染症対策を進める中、従来の感染症等への対応も含め、医療をはじめとする関係各所のご尽力に、心から感謝と敬意を表するものであります。
 このような中、従来の感染症として風疹の流行を心配しております。
 風疹は妊娠初期の女性へ感染すると赤ちゃんに先天性心疾患や白内障、難聴といった障害を引き起こす恐れがあります。厚生労働省によると、かつてはほぼ5年ごとの周期で大きな流行が発生していたが、平成6年以降落ち着いていた。しかし平成15、16年には流行が広がり、厚生労働科学研究班による緊急提言が出され、予防接種の勧奨、風しん罹患妊娠女性への対応、さらに流行地域における疫学調査の強化がなされ、その後流行は一旦抑制されました。
 ところが、平成23年から海外で感染して帰国後発症する例が散見されるようになり、平成25年には累計14,344例の報告があったということです。この流行の影響で平成24年10月から2ヶ年で45人の先天性風しん症候群の患者が報告されました。
 その後、以前の水準に落ち着いていたものの、平成30年には関東地方を中心に患者数の報告が増加しています。
 そこで本市について、一点目は 「抗体検査の受検状況」、二点目は「 1962年4月2日から79年4月1日の間に生まれた、公的なワクチン接種の機会がなかった男性への告知について」、三点目は「 受診券の発行と利用状況について」、現状をお聞かせください。





 成人男性を対象とした風疹抗体検査及び予防接種につきましては、平成31年4月から令和4年3月31日までの間に限り、第5期の風疹の定期予防接種として追加されており、昭和37年4月2日から昭和54年4月1日に生まれた男性が対象となります。
 この世代の男性は予防接種を受ける機会がなかったことから、抗体保有率が予防接種を受けた世代は90%以上であるのに対して80%未満と低く、風疹の流行の際には罹患しやすい状況にあります。
 予防接種の方法といたしましては、まず抗体検査を受けていただき、抗体価を確認いたします。抗体価が陰性であった場合に風疹の予防接種の対象となり、医療機関にて接種を受けていただきます。
 「抗体検査の受検状況について」ですが、本市における対象者8,524人中、令和2年9月末までに抗体検査を受けた方は1,677人で、受検率は19.7%です。令和元年度までの全国の受検率 は約16%ですので、ほぼ全国と変わらない受検状況です。
 「ワクチン接種の機会のなかった男性への告知に ついて」と3項目めの「受診券の発行について」ですが、関連がありますので一括してお答えいたします。
 対象となる成人男性につきましては、国の方針に従い、定期予防接種の期間である3年間の内に全対象者にクーポン券を発行できるよう毎年対象年齢をずらしております。令和元年度は「昭和47年4月2日から昭和54年4月1日生まれの方」に、令和2年度は「昭和41年4月2日から昭和47年4月1日生まれの方」にクーポン券を送付いたしました。令和3年度は「昭和37年4月2日から昭和41年4月1日生まれの方」にクーポン券を送付する予定です。
 また、クーポン券を発行されていない対象者の方や、クーポン券を紛失された方で、抗体検査・予防接種を希望される場合は、個別に連絡していただき、手続きを行った上で、クーポン券の発行・再発行を行っております。
 クーポン券を発行する際には、事業の案内とともに、抗体検査・予防接種の必要性についての記載や厚生労働省のホームページの案内を掲載したチラシを同封し、個別の啓発に努めるとともに、広報やホームページにも掲載し、周知を図っております。
 令和3年度が定期接種の最終年度ですので、あらゆる機会を通じて抗体検査の必要性を啓発 し、接種勧奨に努めてまいります。
【回答を受けて】
 新型コロナウィルス対策で大変な状況の中、丁寧な回答に対し感謝しています。
 再質問では、今年度の感染状況、妊婦(予定)の配偶者への対応、企業での定期健康診断に抗体検査を組み込むこと、などを確認しました。
 
 風疹は他の感染症と同じように、対応次第でかなりの部分を防げるものと思います。
 本市でも、新型コロナワクチンを全市民に接種すべく準備を進めておられるところですが、従来からの疾病対策にも万全を期していただきたい。
 太宰府歴史スポーツ公園について 

 次に、太宰府歴史スポーツ公園について伺います。繰り返し質問を行い多くの回答をいただきましたが、改めて伺います。
 敷地面積にため池や公道で分断された公園の面積を算入することで分母を大きくし、運動施設敷地面積は百分の50を超えていないとのことですが、ため池2か所と自由広場、わんぱく広場を除いた公園敷地面積に対する運動施設敷地面積の合計は何パーセントでしょうか。
 多目的広場の利用は一部団体の寡占状況が続いています。教育長は「手続きが適正だから利用も適正」との旨を回答されていますが、都市公園において一部団体に先行予約を認めている手続きそのものが不平等であるといえます。
 月に二回の「市民開放日」なるものを設けただけで、現況は一般市民はおろか近隣住民でさえ自由に使えない状況です。このままでいいのか、ご所見を伺います。
 新聞報道もされた倉庫群の問題は多くの市民が注目しています。市は設置が不法であると認めていたにもかかわらず、寄付を受け入れています。
 公園に限らず市の所有する土地に無断で倉庫等を置き、撤去の要請や指導にも従わなかった場合、寄付するなら市はそれをそのまま受け入れ有料施設等とするのでしょうか、お答えください。もし歴史スポーツ公園だけの特例であるなら根拠をお示しください。
 今後、このまま置き続けるのか、撤去し原状に戻すのか、方針をお聞かせください。





太宰府歴史スポーツ公園内にあります2か所の池、大池及び篠振池の面積は合計で16,462.36u、公園の道路を挟んで南側の自由広場等の合計面積は、4,726.6uであり、合わせて21,188.96uとなります。公園面積65,699uから差し引くと44,510.04 uになり、それに対する運動施設面積15,089.2uの割合は33.9%と なります。



有料公園施設であります多目的広場の予約につきましては、太宰府市民に広くスポーツを普及し、青少年の育成と社会体育の健全な発展に貢献いただいていることから、市体育協会加盟団体に対して、大会やリーグ戦の年間調整をした上で、先行して仮予約を行っていただけるようにしております。
一方、団体利用の割合が高い週末について、月に2日、有料予約ができない日を設定するなど、市民の皆様により広く利用いただけるよう努力を重ねてもおります。
今後につきましても、市民の皆様の様々なご意見をいただきながら、より多くの市民の皆様に親しんでいただける公園づくりを目指してまいります。





令和2年12月議会の門田議員の一般質問におきまして、団体が所有する倉庫を市に寄附いただき、その後市の所有物として、倉庫使用団体に使用を許可し、行政財産使用料条例に基づき使用料を納付いただいていることをご説明しておりました。
太宰府歴史スポーツ公園の倉庫群につきましては、監査、議員の皆様のご指摘等も受けるなかで、問題意識を持ってその解決に努めてまいりました。各団体、関係者の皆様とも意見交換しながら、過去の経緯も含め判断してきたところであります。
今後についてでありますが現在の状態で継続して使用していくことといたしております。
【回答を受けて】
都市公園法では公園台帳に「敷地面積を記載しなくてはならない」とあるのに、本市では「区域面積」となっています。どう違うのか?と聞くと、「歴史スポーツ公園については同じと認識しています」とのこと。じゃあ同じにすればいいのでは?と聞くも回答無し…どうも「区域」があいまいなのと登記簿と現況が一致しないなどの事情があるようです。
大会やリーグ戦の回数に制限がないなら全てを先行予約できます。運動公園や体育館はそのため(競技等)にあるのですから問題ありませんが、都市公園は制限すべきです。
いわゆる「市民開放日」です。最近は「有料予約ができない日」と表現してますが、本質は何も変わりません。概数でいえば数十人が土日全体の75%、六千人が残りの25%です。
「市民の皆様の様々なご意見をいただきながら」→「実際にやっているのか?」に対し「やっていません」と回答。「親しんでいただける公園づくりを…」→使えないのにどう親しめば?
「令和2年12月議会・・説明しておりました」→それが?何??会議録には私の発言として「非常に疑問がある」と載っています。
「問題意識を持って解決に努めて…」→市長>教育長>関係職員の「意識」が、市民や一般常識のそれとかけ離れていることが問題の本質ではないでしょうか。
市政の汚点であると思います。改善を提言していきます。
【お願い】
 質問日の前日を中心に、「なぜ門田は質問するのか?」、「いつまで質問するのか?」、「(寄付をしたのだから)もう終わったことだ」等の電話が市に数十件かかっていると聞きました。
 これらは市に尋ねてもしかたありません。私に聞いてください。特に会期中は議会事務局をはじめ、各部各課ともに多忙を極めます。業務に支障がでますので、疑問点のお問い合わせや抗議も含め、市ではなく門田にお願いします。
 電話は092(923)2205です。不在の時は後ほどこちらから連絡いたします。
 
一般質問の日程
3月4日(木)
 
 一般質問は9(火)と10(水)の二日間で行われ、私は10(水)10:00からになりました。
 質問項目は2点「風疹の感染防止について」と「太宰府歴史スポーツ公園について」です。
 ネットでライブ中継されますので、ぜひご覧ください。
 
総務文教常任委員会
3月3日(水)
 
 付託された案件について委員全員と関係職員が出席し会議を開きました。
 審査の結果、各議案ともに可決すべきと委員会決定しましたが、「指定管理者の指定」と「史跡水辺公園(市民プール)の市外者利用料倍増」については、長時間にわたり激しい議論が行われました。最終日に委員長報告を行います。
 
令和3年 第1回定例会:二日目
3月1日(月)
 
 諮問第1号、2号、議案第2号、3号、4号は委員会付託を省略し質疑、討論、採決を行いました。
 議案第5号から34号と追加議案は、各委員会に付託されました。最終日に採決が行われます。
事件番号
事件名
賛成
結果
諮問第1号
人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて
全員
適任
諮問第2号
人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて
全員
適任
議案第2号
太宰府市監査委員の選任につき同意を求めることについて
全員
同意
議案第3号
太宰府市固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについて
全員
同意
議案第4号
財産の取得(史跡地)について
全員
可決

(追加議案) 2件
事件番号
事件名
議案第33号
令和2年度太宰府市一般会計補正予算(第10号)について
 歳入歳出をそれぞれ7314万2千円増額し、予算総額を349億3264万1千円とする。主な内容は、
1
小・中学校感染拡大防止対策物品等購入 15,600
(単位千円)
市内小学校・中学校の新型コロナウイルス感染防止対策のための物品等を購入。※執行は令和3年度となるので事業費全額を繰越予定。
2
水城西小学校教室4号棟外部大規模改造事業 57,542
    令和3年度に予定していた水城西小学校の教室4号棟外部の大規模改造事業について、国の令和2年度補正予算(第3号)による採択を受け、より有利な補助金、地方債を活用して実施可能となったことから、令和2年度事業として計上。※執行は令和3年度となるので事業費全額を繰越予定。
 
《 財源内訳
単位:千円
項目
補正額
摘要
国庫支出金
24,150
7,800  新型コロナウィルス感染症対応地方創生臨時交付金
7,800  学校保健特別対策事業費補助金
8,550  学校施設環境改善交付金
繰入金
1,092  財政調整資金繰入金
市債
47,900  小学校施設整備事業
計 7314万 2000円
議案第34号
令和3年度太宰府市一般会計補正予算(第1号)について
 歳入歳出をそれぞれ6億3786万6 千円増額し、予算総額を261億7163万6千円とする。主な内容は、
 
1
緊急雇用対策事業 15,623  
(単位千円)
新型コロナウイルスに係る支援策として、会計年度任用職員の雇用を創出し、収入が激減している者の生活支援を図る。
 
2
自宅療養者等生活物資支援事業 2,000
  新型コロナウイルスに感染もしくは濃厚接触者認定されることで自宅待機を余儀なくされ、親族等からの支援を受けることが困難な者に対して、食料や生活物資を支援する。
 
3
生活困窮者生活支援事業 12,000
  生活困窮者(社会福祉協議会の総合支援資金(生活支援費)貸付金の貸付を受けることができない者(不承認の決定を受けている者)など)向けに一世帯10万円の支援金を給付し、生活支援を行う。
 
4
生活困窮者支援活動団体等支援事業 1,000
 
生活が困窮した市民に対して支援活動を実施する団体等へ、その活動費の一部を補助し、活動を支援する。
 
5
高齢者フレイル予防支援事業 4,401
  コロナ禍における高齢者の心身機能低下予防のため、効果的な体操・運動のDVDや介護予防手帳を制作し配布するとともに、必要に応じて講師を派遣し、団体活動の活性化や閉じこもり高齢者の団体活動への参加意欲の促進を支援する。
 
6
高齢者の在宅生活状況把握 5,000
  新型コロナウイルス感染拡大により高齢者の外出や社会参加の機会が減少する中で、在宅生活における心身の現状を把握・分析することにより高齢者の保健事業と介護予防の一体的な実施事業に活用し、健康寿命の延伸や医療費等の適正化を図る。
 
7
高齢者施設等従事者支援事業 16,000
  新型コロナウイルス感染症感染リスクが高い介護等の最前線で献身的に業務に従事しておられる方々が安心して従事できるよう高齢者施設等に対して特別支援金を給付する。
 
8
待機児童支援事業 4,448
  待機児童のうち届出保育施設に通う児童の保育料の一部を補助し、世帯の経済的負担を軽減することで、コロナ禍における子育て世帯の生活安定を図る。
 
9
届出保育施設運営支援事業 3,100
  コロナ禍において子育て世帯が安心して子どもを預けることができるよう、届出保育施設の安全かつ健全な保育環境の確保及び保育環境の充実を図るため、施設に対し、施設の運営費の一部を補助する。
 
10
家族内感染対策事業 2,000
  新型コロナウイルス感染症陽性者の濃厚接触者と認定された者の家族や医療従事者等とその家族などの宿泊費を助成することで、安心できる居場所の確保を促し、家族内での感染拡大の防止を図るとともに、併せて宿泊者が著しく減少している宿泊施設の活性化を図る。
 
11
乳幼児個別健診実施事業 6,910
  新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、4か月児と1歳6か月児の乳幼児健診を集団健診から医療機関での個別健診に切り替える。
 
12
商工会相談等体制強化事業 1,000
  太宰府市商工会における経営相談や事業者の継続支援に関する体制強化を支援する。
 
13
サテライトオフィス整備支援事業 3,000
  新型コロナウイルス感染拡大に伴い、テレワークやワーケーションなど新しい生活様式に対応することを目的として、太宰府市内にサテライトオフィスを設置する事業者に対して開設費の一部を支援する。
 
14
中小企業等一時支援金給付事業 100,000
  令和3年1月に発令された緊急事態宣言に伴う飲食店の時短営業や不要不急の外出・移動の自粛により、売上が50%以上減少した中小法人・個人事業者等に対し、国の「緊急事態宣言の影響緩和に係る一時支援金」に一定額を限度に加算して給付する。
 
15
プレミアム付地域商品券事業 60,000
  新型コロナウイルス感染防止対策に取り組む市民の生活の応援と、傷付いた地域経済の回復のために実施する。
 
16
市内事業所の協力による市民向けコロナ対策ワークショップ事業 500
  市内事業所の協力を得て、コロナ禍における親子交流を図りながら、コロナ対策グッズを作成するワークショップを開催する。
 
17
小中学校の感染拡大防止対策事業 15,643
  小中学校における新型コロナウイルス感染拡大防止のため、増加する教員の業務負担軽減を目的とし、全小中学校にスクール・サポート・スタッフを配置する。
 
18
小中学校の不登校児童生徒支援事業 12,990
  新型コロナウイルスの影響による学校生活等の変化に起因する不登校が増加傾向にあることから、不登校対応専任教員やスクールソーシャルワーカーの体制、連携を強化し、不登校傾向の児童生徒の早期発見・早期対応を図る。
 
19
新型コロナウイルスワクチン接種事業 394,234
  現在準備を進めている新型コロナウイルスワクチン接種について、令和3年度から65歳以上の高齢者を始めとして一般市民へ接種を開始することから、その事業に要する令和3年度の必要経費を計上する。
 
20
その他
   
リアルタイム情報提供サービス 1,650
テレビのデータ放送を活用し、市の新型コロナウイルスに関する情報や、災害・事件発生情報などをスマホやパソコンを使用していない市民にもリアルタイムで提供する。
市税等のキャッシュレス納付導入 3,300
市税等の納付について、キャッシュレス納付方式を導入し、新型コロナウイルス感染の防止を図る。
元気づくりポイント奨励品郵送 1,616
令和2年度元気づくりポイントの交換について、新型コロナウイルス感染防止の観点から、郵送による交換を行う。
図書館パワーアップ事業 4,253
在宅で過ごす時間を豊かで有意義なものとし、外出抑制につなげるため、新たな情報と歴史的・文化的価値がある書籍を更新し、読書環境の充実を図る。また、図書の除菌のための除菌ボックスを購入し、安心して図書館蔵書を利用できる環境づくりを図る。
新型コロナウイルス感染症対策備品購入 
  災害時の避難所、各種イベント、庁舎等で使用する新型コロナウイルス感染対策のための各種備品等を購入する。
 
 
郵便料金計器、印刷機、他   9,381
 
パルスオキシメーター   1,188
 
スポットビジョンスクリーナー   1,062
 
LEDバルーン投光器、防災ルーム、他   1,163
水城西小学校教室4号棟外部大規模改造事業の前倒し ▲57,668
令和3年度に予定していた水城西小学校の教室4号棟外部の大規模改造事業について、国の令和2年度補正予算(第3号)に係る事業として、令和2年度に前倒しする。
 
 
《 財源内訳
単位:千円
項目
補正額
摘要
国庫支出金

 
673,821
248,697  新型コロナウイルスワクチン接種事業負担金
288,083  新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金
145,537  新型コロナウイルスワクチン接種体制確保補助金
-8,496  学校施設環境改善交付金
県支出金
1,120  スクール・サポート・スタッフ配置事業補助金
雑 収 入
25  消防費雑入
市  債
-37,100  小学校施設整備事業
計 6億 3786万 6千円

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